前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
調査において役に立たない僕とヘンリでバックドアのバックドアを探してみたが、有る筈もなく 特に成果を見つけられずに調査を終了させたマリアとワカモに声を掛けられて、僕達はバックドアの先の遺跡バイオームへ向かい マリアにセーブポイント登録を行なって貰い、一旦 引き上げる事になり、僕達は事務所へと戻る
「それじゃ 一度解散、得られた情報の精査と裏付け 魔剣の解析をしないとダメだからね? あと関係各所への通知と招集もしなきゃ」
「はい、分かりました」
「主よ、暫く3尾分身をマリアと行動させる故、少々 魔力消費が増えるが許してくれ」
「うん、分かったよワカモ どちらにせよ、大事になっててダンジョン攻略出来ないからね」
「確かにな」
装備保管庫で荷下ろしをしているとマリアが言い、ワカモもマリアに協力する形になるらしく、申告してきたのに返事を返す
それからマリアの解散宣言を聞いたので、ワカモを顕現させたまま僕は事務所を後にして、小腹が空いたので若宮ギルドのフードコートでハンバーガーを購入して食す、うん 安定の味だ
そんな訳で約1週間が経ち、いつの間にか生えていた会議室に関係者各員が招集され、僕も参加する事になった 何故?
「時間にルーズな人が居なくて私としては助かるよ、予定より少し早いけど、始めよう」
「だな、建前とか忖度無し スムーズに行こう」
「そうね、この顔触れだもの」
マリアの言葉にケイネ先生、母の順に相槌を打つ
この楕円形の長机に等間隔に置かれた椅子に座る関係各員の顔触れに、僕の場違い感が否めなくて、少し肩身が狭い
今日の会議? に参加しているメンツは、マリア・ヘンリ この2人はリューネ王族だから分かる
次にケイネ先生、どうやらヘンリとマリアが言っていた専門家は彼らしい
そして若宮ギルド 支部長である母と職員である
そして僕を含むステラ・アークの面々
「手元の資料を見て貰うと分かる様に、私が前々から依頼されていたダンジョンにおける異変の原因は 十中八九 魔王の遺物と思われる、恐らくは・・・」
「若宮ダンジョン160層の先、だな?」
「その通り、じゃなきゃ リューネの3英雄の
いつもニコニコと温和な雰囲気を纏うマリアが、真剣な表情で話し ケイネ先生が相槌を入れ マリアが補足を入れる
なるほど、
と僕は手元の資料と2人の会話から、なんとなく理解する
「原因は分かった、俺が呼ばれた理由も納得出来し、
「確かに先生の質問は尤もだよ? でも少し面倒な事が分かってさ?」
「面倒な事? 魔王の遺物が転生してるってだけで面倒だってのにか?」
ケイネ先生は真剣な表情でマリアを見据えて問うと、マリアは肩を竦めて言い、ケイネ先生は マリアの言葉を聞いて軽くボヤく
気持ちは分かるよ、うん
「どうも入場者制限がされているみたい、具体的に言うと特定の人物(仮)が入場出来ない仕様になってる」
「はぁ? 小賢しい事をしやがる・・・確かに面倒だな」
やれやれ と言うジェスチャーをするマリアにケイネ先生は、あからさまに眉間に皺を寄せて頭が痛そうにする
この話の流れ的に、僕達 ステラ・アーク メンバーが居る理由は そこに関係するのだろう、多分