前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳で障壁を張り抵抗を増やして減速し、体勢を入れ替え銃口を背後にスケボーの様にフロッティの上に立つ感覚でバランスを取り
「まずは停止っと・・・お? 意外とイケる」
実は前々から構想はあった、フロッティは浮遊するし 今では駆け足ぐらいの速度で移動も出来る、ならフロッティに掴まっていれば浮遊・移動が出来るのでは? と
「よし、第1段階は終了・・・次は飛翔が出来るか、だね」
僕は深呼吸をして集中する、フロッティでの滞空・低速移動は魔力消費は大して気にしないで良いが、推進力を得る為の別魔法は消費量が分からないので、少し緊張してしまう
深呼吸後、意を決して銃口をジェットエンジンに見立てて魔弾生成で推進力用魔弾を作り使用する
「お? おぉ〜 結構行ける〜」
以前 21層でレッドブルを飲んで翼を授かった時と比べて、体感10分の1以下の疲労度で飛翔していて、それなりの速度が出ている
体感だと時速60〜70Kmぐらいかな?
「 口ずさむ メロディーが 思い出させてくれる
メモリーはどれも輝いてばかりいる
You gotta remember 今も 夢のかけらを手に
あの頃のように 光りはなつ 少年のハート 」
魔力消費の具合を確認しながら飛翔を続けていると、テンションが上がってしまい 思わず 少年のハート を口ずさんでしまう
今の気分は、レントン とか ホランド の様な感じだ、空を自由に飛翔するのは、とても気持ちが良い
「よし、慣れた・・・あ、そういえば配信中だったっけ? それじゃ、まずは2次被害が出そうな 鳥から撃破しようかな」
あまりに楽しくて配信中だと忘れてしまっていた僕は、ふと思い出したので 僕を強制転移で上空へ誘った鳥型モンスターの撃破をする事に決め、反響定位を使いながら索敵し、見つけて移動する
「さて、どうやって戦うかな? フロッティは
左手でリコリスからサイドアームでたるグロック17を抜きプレスチェックをし 万全の状態である事を確認する
それから鳥型モンスターの全貌が確認できる距離まで近く事が出来たのだけど、体長が4mを超え 背中にゴブリンを搭載していた
「背中のゴブリンは兎も角、4m超えの巨鳥に9㎜弾じゃ少し心許ないなぁ・・・後は、C4と手榴弾ぐらいしかない・・・いや、無理に空中戦をする必要は無いのか」
巨鳥モンスターの撃破方法を考え、わざわざ 相手が有利な土俵で戦う必要は無い事に気付き、すぐに巨鳥モンスターを障壁アンカーで拘束して 軽くジャンプしてから足の裏に障壁を展開して巨鳥モンスターの前に立ち
「いやはや、君の お陰で今日は勉強になったよ ありがとう、そして・・・さようなら」
フロッティを構えて巨鳥モンスターとゴブリンへ バックショットを撃ち込み撃破すると、ドロップ品が落下してゆき ヒラヒラと地図の欠片が落ちているのが見えたので、急いで飛び降りて地図の欠片を回収して、直ぐにフロッティをリフボードにして再び飛翔する
「ふぅ、危ない危ない 危うく見失う所だった」
回収した地図の欠片をアイテムバックへ入れて、
「ん〜 似た様な屋根ばかり で良く分からないなぁ・・・僕の勘だと、この近辺だと思うんだけど・・・」
「カナリアちゃん? 今 何処かしら?」
「CEO? 僕は今、空で波乗りしてます」
「それは視聴者情報で分かっているわ、現在位置よ」
「大体 はぐれた地点の上空だと思っています・・・視聴者情報?」
何だか心配そうな声色の紗夜に尋ねられたので答えると、そんな事を言われてしまったので、素直に答える
あまり高度を下げると屋根と接触しそうだから、安全高度を取っていたのがアダになったっぽい?
あと、僕の勘違いで場所が間違ってる可能性もあるなぁ