前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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578. 新春 箱対抗戦 告知

 

 

紗夜(さや)との友情?を深めていると相当量の飲酒をした筈のヘンリが二日酔いした様子も無く現れて、『紗夜ずるい、ぼく も』と言い出して僕を紗夜から受け取り高い高いされる、なんかの儀式かな?

 

その後、紗夜の秘書その1である一柳(ひとつやなぎ) 二三(ふみ)が現れ紗夜を連行して行く

 

そりゃそうだ、僕がオフだけど紗夜は普通に仕事が有るだろうからね、うん

 

そんなこんなでヘンリと『春休み中にモトブログの撮影でもしようか』 とか他愛ない事を話していると、三鶴(みつる)が現れ、ヘンリと共に会議室Aへ出頭する様に言われたので、お花を摘んでから出頭すると 先程 一柳に連行された紗夜が上座?に座っていて、三鶴も彼女の右隣の椅子に座っていて、僕の他にも呼ばれたであろうメンバーが椅子に座っていたり 立っていたりする

 

 

「カナリアも来たし、早速だけど君達を招集した理由を説明するね?」

 

 

今日は いつもの様にニコニコと緩い表情ではなく、真面目な表情で手元のファイルを開いて話し始める三鶴へ全員の視線が向く中、僕は集まってるメンバーを改めて見回してみる

 

トリニティと鷹樹(たかき)にユウキ そして僕、このメンバー構成だと、恐らく魔王の遺物アタックでは無いだろうから、何か企画かな? と予想し、改めて三鶴へ視線を向けると

 

 

「ギリギリで申し訳ないけれど、来週 箱対抗のイベントが開催されるんだ、君達に出て貰いたい」

 

「いや、本当に急だな」

 

「そうだよ三鶴ちゃん 僕は兎も角、鷹ちゃんやトリニティ ユウキ君はスケジュール決まってるんじゃないの?」

 

 

三鶴の言葉に、いつものテンションで鷹樹がツッコミを入れたので 僕も三鶴に尋ねる、まぁ三鶴が悪い訳では無いので少し不憫な気もするけど

 

 

「そこは私達の方で調整するわ、幸い ステラ・アークで商品レビューの撮影をメインでしているのはカナリアちゃんだし、トリニティとユウキくん のメインは攻略配信、鷹樹さん は飯テロだもの」

 

「おい、言い方」

 

「探索中にレビューはする事もあるけど、基本はライブで撮影しないな」

 

「だね〜」

 

「無問題」

 

「・・・なんだろう、知らなかったなぁ」

 

 

紗夜の容赦ない言葉に鷹樹は笑いながら反応し、トリニティの3つ子は 相変わらず緩い雰囲気で返事をし、ユウキは頷いている

 

僕は てっきり 他メンバーも、僕みたいに商品レビューの撮影とかしていると思っていたのだけど、思っていた程はしていなかった様だ

 

確かに、撮影部屋を使ってるのを 見かけた事は少ないけどさ?

 

まぁあくまでも商品レビューの撮影は、なんだろうし? 多分 メイビー

 

 

「そんな訳で、本当に急なんだけど 箱対抗戦に出て貰うからね? 今回が1回目だから、やっぱり有名人であるカナリアに出て欲しいらしいんだよね」

 

「え? 僕を名指ししてるの?」

 

「うん、そうだよ? 今 ステラ・アーク所属で 登録者数3桁万人超えてる人は、0期生の君と鷹樹兄さん あと2期生のユウキ君の3名だからね。他メンバーは 大体2桁万人中盤から後半かな? 」

 

「そうなんだ〜」

 

「考えるの辞めるな、脳細胞が死ぬぞ? 」

 

「大丈夫だよ鷹ちゃん、もう手遅れさ」

 

「お前なぁ・・・」

 

 

三鶴の説明に考えるのを辞めて脳死で相槌を打つと、鷹樹に少したしなめられたが、手遅れ と返答すると呆れた表情をされてしまった、無念

 

 

「はいはい、まだ説明あるから続けるよ? 対抗戦は3人1チームで挑んで貰う事になっているから、トリニティ と 鷹樹兄さん率いる カナリア・ユウキ君の2チームをステラ・アークから送り込むよ」

 

「ま、妥当だな? トリニティはチームとして完成しているし、俺とユウキでカナリアを盛り上げれば絵面は保てるしな?」

 

「オレ、頑張ります!」

 

「うん、よろしくね? ユウキ君」

 

 

三鶴の説明に霞三(かすみ)二葉(ふたば)が『私もカナリアちゃんとチーム組みたい』と言い出したが壱夜(かずや)が2人の口を物理的に塞いで黙らせているのを横目に、僕はユウキと友好を深める

 

さて、どんな演目があるのか楽しみだなぁ

 

 

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