前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
僕達ステラ・アークBチームは 僕とユウキは
うーん、ユウキの攻略速度が速いなぁ あっという間に僕に追い付きそう
そんな訳でBチームに軽装備のワカモを連れてグルグルと徘徊して、ユウキとの連携を確認したり、罠の見極め方とかを教えたりする
あまり 人に物を教える事が無いから、なんだか新鮮な感覚だ
そんなこんなで約1週間が経過し、僕達は
因みに自宅から少々遠めなのと、体調を万全とする為に前日から前乗りしてホテルに宿泊している
え? 小学生を外泊させるのは問題じゃないのかって? なんかユウキは口は悪い方だけど、
そんな回想をしつつ、出演者用の受付に行き
そんな事を考えているとギルドカードの提出を求められたので、大人しく提出して手続きを終わらせ、控え室 へと向かう
「ほへぇ〜 控え室、広いな〜」
「だな? お? ドリンクサーバーも有るぞ?」
「いたせりつくせりって奴ですね」
日本中から集まっているらしいダンジョン配信者が、それなりに広い控え室に居て 各々雑談をしているのが見え、軽食代わりなのか オヤツに個包装されたドーナツやカステラ等が置いてある
「この人達 全員 事務所に所属している配信者って事だよね?」
「そうだな? ステラ・アークが設立される前から日本にも事務所は幾つか有ったからな、ステラ・アークより古参の事務所もある・・・あの部屋の角あたりで座ってる奴等、あの一団は古参事務所に所属している奴等だな、実力は折り紙付きだな」
「へぇ〜 確かに、見覚えがある人が ちょいちょいいるな〜」
ひとまずドリンクサーバーから烏龍茶を淹れて飲みながら鷹樹へ言うと、いつもの様に説明をしてくれて、ユウキが年相応にワクワクした表情をして言う、かわいいな この娘
それにしても、普段からダンジョン配信者の動画を見ないから 全く分からない、これって割と失礼なのかも知れない?
いやでも、僕は僕だしさ? 他の配信者が何をしようと僕の活動方針を変えるつもりが無いからね、うん
「ん? いや、よく見たら そうでも無いかも・・・名前は覚えて無い人ばかりだけど、渋谷ダンジョンに居た人達が居る」
「そりゃそうだろ、個人で登録者数3桁万人で色々回すのはキツイからな、大抵の場合は2桁万人半ばから後半で事務所にスカウトされたり、オーディション受けに行くんだよ、まぁ お前みたいな例は特殊 中 の特殊だな」
「特殊っすかね?」
よくよく見て見ると、夏休みに参加したダンジョンタイムアタックで遭遇・・・否、僕を撫で回したり高い高いしたり抱きしめてきたりした女性配信者や、それを羨ましそうに見ていた男性配信者と言う見覚えがある人達がチラホラいる事に気付き、口にすると鷹樹が説明し笑う
その様子にユウキが首を傾げるので、鷹樹が更に口を開き
「コイツはな? 配信者をすると知らないまま
「え?」
「紗夜ちゃんの説明だと、ダンジョンに潜ってカメラドローンとかのテスターをするって事だったんだけど、蓋を開けたら配信者になっていた訳、いやはや契約書の内容に偽りが無いのが凄いよね? 因みに契約書の内容は僕だけじゃなく、鷹ちゃん と お母さんも確認しているから、至極真っ当な事は間違いないよ」
「た、確かに 特殊な事例?ですね?」
鷹樹が笑いながら説明し、僕も彼に倣い笑いつつ補足をすると、ユウキが軽く困惑した様子で言う
まぁそんな表情になるよね? うん 仕方ない仕方ない