前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ルール説明も終え無事に開会式が終了し、準備時間が与えられたので
そんな訳で、ワカモを召喚し 事前に用意していたガチ攻略装備を装着して行く
「それじゃ 事前に決めたフォーメーションで、ワカモは いつものようにポーターとバックアップに専念、良いかな? 」
「あぁ 吾に異論は無い」
「俺も無い、行こうぜ?」
「オレも大丈夫です!」
「よし、行こう」
ルール上 使い魔であるワカモは 僕の装備?扱いなので、遠慮なくガチ装備を装着してもらい、準備が終わった僕達は係員の所へ行き 今日のイベント会場である朝霞ダンジョン 第1層へと降り立ち、転送装置に乗って1層の何処かへ転送される
「朝霞ダンジョンって1層から都市構造なんだね?」
「ダンジョンの階層ってのは、ダンジョン毎に違うからな。何処だったかは忘れたけど、1層が砂漠ってダンジョンもあったな」
「へぇ〜」
周りを見渡しつつ呟くと頼れる我が家の長男
そんな訳で、イベント開始時刻まで待機をしないとダメなので軽く周りを経過しながら待機しつつ、カメラドローンを4機起動して飛翔させる
「カメラドローンの管理も吾が受け持とう、その方が主もイベントに集中出来るであろう?」
「そうだね、お願い」
「うむ、任された」
【すてんばーい】
【すてんばーい】
【すてんばーい】
【たーいき】
カメラドローンを起動した事でコメント欄が空間投影され、待機コメントが流れていく、相変わらず流れていく速度が凄いなぁ
「ねぇ鷹ちゃん、開始まで時間あるからトラップ作って良いかな?」
「いやダメじゃね? 開始してからじゃねーとレギュレーション違反だろ」
「それは一理あるかも?」
「一応 何をするかだけ聞いておくか、何するつもりだ?」
「そこからここまででワイヤートラップ仕掛けようかと、ほらC4とか
「・・・よし、辞めとけ。レギュレーション違反になるわ、多分」
「分かった、それじゃ違う工作しとくよ」
「おー」
待機時間が暇なので、暇潰しにワイヤートラップを設営しようとして鷹樹に止められたので、中心が空洞の岩塩塊を造り C4を詰めて無線受信式信管を刺してお手製爆弾を作る
威力は お察しだけど、隙を作るのには丁度いいしね?
その後も無線起爆式C4を作成したりして開始時間を待っていると
「カナリア、そろそろ時間だ。待機画面から配信画面に切り替えるぞ?」
「うん、分かった」
「ワカモ、頼む」
「あぁ」
【お、始まった?】
【始まったっぽいな】
【見事に裏路地】
【カナリアちゃん、何してん?w】
地面に直座りして工作をしている僕に鷹樹が声を掛けてきたので返事を返しつつ工作を続ける、中途半端にすると後で面倒くさくなるから 作成中のC4爆弾は完成させておきたいからね、うん
そんな僕が見えた視聴者の戸惑い(笑)のコメントが流れているが、まぁいつもの事だから気にしないでおこう
カナリアちゃんねる の視聴者は訓練されてるから、笑って許してくれているしね?
その証拠に『工作してるw』とか『やはり女子高工兵』とか『手際が良すぎるw』とかコメントで言いたい放題だ
とりあえず作っては見たものの、今日の箱対抗戦で使用するかは分からない
ほら、流石に配信者へC4を直張りして爆破は出来ないじゃない? その程度の良心は僕にもあるし、下手に遺恨が残る撃破の仕方をしてしまうのも問題があるだろうからね?
まぁ結構 倒し甲斐のありそうなビルが何塔か見えるから、そちらを爆破しようかな? うん、悪くない