前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
工作を終え片付けを済ませてカメラドローンへ向いて
「みなさん ごきげんよう、ステラ・アーク 0期生 カナリアです」
「同じく0期生
「2期生のユウキだ」
「今日も今日とてポーター 兼 サポート担当のワカモだ」
【配信開始して数分経過してからの自己紹介w】
【まぁカナリアちゃん、工作してて手が離せなかったっぽいし?w】
【適当にしないで、ちゃんと開始の口上入れてて偉い】
僕が配信開始の口上を述べると鷹樹とユウキ ワカモも続き、謎に視聴者から お褒めのコメントが書き込まれる、何故に?
まぁ僕が視聴者の考えが分からないのは いつもの事なので放置する事に決め
「告知や配信タイトルに記載されている通り、今日は箱対抗戦イベントへ参加しています。いわゆるバトルロイヤルといった催しなので、少し楽しみです」
「母親がベルカ人の俺とカナリアは、他の配信者と違って割と人へダイレクトアタックする事に忌避感が少ないから、少し有利かもな?」
「それは確かにありそうですね?」
【せやなw】
【マナーとかルールで禁止されてるから人にダイレクトアタックしないだけで、しようと思えば躊躇わないんやなw】
【そりゃそうやろ、カナリアちゃんマッマに容赦無く鉛玉ブッ放してる娘やぞ?w】
【せやったなw】
探索者・配信者の中では珍しくない異世界人との混血である僕と鷹樹は、ベルカ人である母の教育により、人へダイレクトアタックする事に躊躇う事はない
もちろんルールやマナーはキチンと守るのが前提である為、武力行使へ至る事は殆どないが、ヤるべき時にはヤるし容赦はしない
ダンジョン外なら可能な限り無傷での捕縛を目指すが、ここはダンジョン内であり バトルロイヤル系のイベント中なのだから、全力で立ち向かう他ないだろう
そんな決意をしていると、参加者全員がフィールドインしたらしく、対抗戦開始のアナウンスが鳴り響く
「あ、始まりましたね? ワイヤートラップ仕掛ける?」
「そこの入り口に仕掛けておけば良いんじゃね?」
「カナリアさんって、器用ですよね?」
【開始直後にトラップ設置は草】
【本当に器用だよなw】
【強いw】
今日は爆破したい気分だったので、手早く近くの建物入り口へワイヤートラップを仕掛け、後処理の為に遠隔起爆を可能にしておく
小型PCとの同期を確認してから鷹樹に合図して移動を始める
「ワカモ、マップを投影してトラップを仕込んだ場所を反映させて貰える?」
「承知した」
「ありがとう、鷹ちゃん? 2つ先のT字路 右からパーティ接近、トリニティじゃないね」
「どうする? 始まったばかりだし迂回するか?」
「カナリアさん、オレも迂回が良いと思います」
「なら、迂回しようか、念の為に足止めを撒いて置こうかな?」
【決断が早い】
【まぁ最初はそうやろな】
【対抗戦って言っても、積極的に潰しあえって内容ちゃうしの】
【英断、此処は体力温存が正解】
進行方向の修正を決定し、手早く足止め用のトラップを設置し 見える様にマキビシを撒いておく
「ダメ押しのスモーク」
「迂回先が被らないと良いけどな」
「大丈夫でしょ、多分」
「行きましょう」
【やってる事がゲリラ戦なのよねぇw】
【ここまで現代ゲリラ戦をする配信者・探索者が居るだろうか?w】
【居てたまるかw どんだけ金使うねんなw】
【それはそうw】
攻撃魔法を習得出来ない僕は、こう言う方向に手数を増やさないと行けないので、結構装備費が掛かってしまう
本当、誕プレで大量納品されていたり、僕が個人活動していたら 今頃 は破産していたかも知れないので、視聴者や
そんな訳で、視聴者と紗夜に感謝しつつスモークグレネードを3つ程 投げて、パーティとは逆サイドへと移動する
このタイミングで逆張りしたり、攻めには来ない筈だし、多分大丈夫だろう、メイビー