前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
手早くタワマン入口をブリーチングして中へ侵入し目視によるクリアリングする、反響定位で分かるけど 高難易度ダンジョンなら索敵スキルを
「ルームクリア・・・かな?」
「どうやらエントランスには居ないみたいだな」
「2階へ上がる大階段、エレベーターホールは奥か・・・どうします?」
【ちゃんと警戒してるの偉い】
【やっぱ商業施設と違って案内板はないか】
【あったら色々問題あるやろしなw】
【せやなw】
【オサレなタワマンやなぁ〜】
一通りクリアリングをして敵影がない事を確認すると、ユウキが尋ねてきたので次はどうしようか考える
「このタワマン、結構な高さがあるからね・・・バックドアを見つけたタワマンより高いかも?」
「あぁあの、お前が唯一 乙った所か」
「結局、半分と少しぐらいで目的の部屋に着いたしね? まぁ今回も最上階まで踏破する必要も無いし、多分 エレベーターはセキュリティで動かせないから階段かな?」
「了解です」
【今回も階段か】
【まぁ妥当だな】
【さて、どうなるか】
方針が決まり、エントランスを見渡しながら反響定位で構造把握をして非常階段の場所の目星をつけ
「エレベーターシャフトの非常用ハシゴを登るって手も無い訳では無いけど、非常階段で行く?」
「ハシゴでの戦闘なんて、お前しか出来ないだろ? 大人しく階段で行こうぜ?」
「流石にオレもハシゴで戦えないっすよ、カナリアさん」
「そっか〜」
【確かに空中戦闘はカナリアちゃんしか出来ないわなw】
【エレベーターシャフト内の出っ張りで跳んで戦わないといけないしなw】
【
【カナリアちゃん、障壁術で足場作れるし、普段から跳んだり跳ねたりしてるもんねw】
【鷹樹は待ちのタンク、カナリアちゃんは回避型だもんなw】
鷹樹とユウキの意向に従い非常階段へ通じる鉄扉まで移動し、前蹴りで開けてクリアリングする
「よし、エネミーは居なさそうだね」
「隊列は そのままで行くぞ? 」
「了解、ワカモ 後方警戒、お願いね?」
「あぁ任せよ」
【急にワイルドになるやんw】
【何を言う、正しい突入の作法やぞw】
【突入の作法とは?w】
【まぁ扉の向こうにエネミーが居たら大変だもんな?w】
非常階段を見上げながら反響定位の結果を口にすると鷹樹が先頭を進む事を告げてきたので了承し、ワカモに
反響定位の性質上、鉄扉が閉まっているフロアの中までは感知が難しいから 急襲されたら厄介だ
まぁ かれこれ 約2年も反響定位を使っているのだから、そんな弱点なんて理解し尽くしているし、今更だ
「気配察知のスキル欲しいなぁ」
「正直、手に入っててもおかしいけどな? 」
「オレも欲しいです、索敵スキル」
「お前が持ってないのは、おかしい」
【索敵スキルは幾らあっても良いもんな】
【魔力感知に動体感知、気配察知 有ると便利だな】
【魔力感知か、アレ 結構 習得難易度高めらしいけど】
【リューネ王族と立花一族は習得してるらしいけども】
鷹樹が保有している気配察知スキルが欲しくなったので非常階段を登りながら呟く、2つでも3つでもあると便利だからね?
僕の呟きに鷹樹が答え そんな事を言い ユウキも僕に便乗してくるが鷹樹がツッコミを入れる
確かに鷹樹が言う様に、ユウキが索敵スキルを未だに習得していないのは不思議だ
ユウキのクラスは勇者、僕のクラス聖女と対となるクラス つまり僕と同等・・・いや、待てよ? ユウキってイオン様と神ヴェスタから祝福を授かっていない、だからか? だからなのか?
ならば、聖導教会に連れていかないといけないな? まぁひとまずは目の前のイベントに集中しよう
イベントアイテムが何か気になるしね