前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
なんだか意図しない方向と速度で、あったら良いなー 程度の戯言が
此処までくると、僕には止められないので傍観に徹する事にしよう、どうせガンシップのベースである輸送機C-130はアメリカ諸共絶滅して設計図も生産ラインも残ってないからね、うん
なんだか妙に前向きだった紗夜の様子に一抹の不安を抱きつつ、春休みを過ごし残数も1週間をきりそうな今日この頃、僕はユウキを誘い聖導教会 若宮支部へとやってきている
駐輪場にninja400を止め、正面入り口へ向かって歩くとユウキは珍しそうにキョロキョロしていて、少し可愛いと感じる これが母性?
「ようこそカナリアさん、歓迎します」
「こんにちは
聖堂まで進んでいると、連絡も何もしていないのに聖導教会シスターの仁科がニコニコしながら立っていて、少し驚いてしまったが挨拶する マナーは守らないとね?
「イオン様がカナリアさんの来訪をお待ちですよ?」
「そうなんですね? 」
「はい、コチラへ」
聖堂へ入ってもキョロキョロしているユウキの手を引きながら仁科の誘導に従い移動をし、気になった事を尋ねる
「仁科さんって、もしかして魔力とか強めですか?」
「はい、普段は秘匿しているのですけど 私のご先祖様が教皇の家系なんです、まぁ5代前とか そう言うレベルではなく 最低でも20代前とからしいですけどね?」
「そうなんですね」
イオン様の お声を聞く事が出来る人は少ない、所謂 霊感的な奴が強く無いと聞けないらしいので仁科に尋ねると、そんな答えが返ってくる
教皇の家系の末裔と言う事は、僕と仁科には同じ血が ほんのり 流れていると言う事だ、まぁ相当薄い血縁なんだけども
そんな事はを考えつつ、イオン様の御神体の前までやってくる いつ見ても神々しいジェンダーフリーな方だ
「ユウキくん、
「はい」
「では仁科さん、行ってきます」
「はい、イオン様の加護が有ります様に」
僕はイオン様の御神体の前に膝を折りユウキへ僕の真似をする様に伝え、仁科に軽く合図を送って 目を閉じて祈ると、一瞬で聖堂から 前回同様 大図書館へと至る
「うわ・・・すっげ・・・」
「打撃音は・・・無い、か 良かった」
前回
赤い絨毯がしかれた歩道?を歩いていくと、絨毯が十字に交差している中心にベコベコに凹んだ金属ロッカーが鎮座していて、すぐ近くの長机に 安定のジェンダーフリーなイオン様が座って何やら書き物をしていて、その背後に聖導教会司祭服を着た人が控えている
「こんにちはカナリアさん、すみませんが 少しお待ちください。もうすぐ終わりますから」
「はい、分かりました。お気になさらず」
「暗いよ〜 狭いよ〜」
手を止めず コチラを見ないでイオン様は書き物を続けながら僕へ言ったので、返事をしてチラッと隣を見るとユウキが ヴェスタ神が詰められている金属ロッカーをガン見していた、まぁ気になるよね? うん
物理的に金属ロッカーへ詰め込む禁固刑を続行されているヴェスタ神にはユウキを勇者に任命する事は無理かも知れないが、今のイオン様ならば ヴェスタ神から剥ぎ取った2柱分のパワーで解決してくれるかも知れない
まぁイオン様が、僕の願いを聞き届けてくれる保証は どこにも無いのだけどね?
イオン様は お優しい方だし、1度目の無礼は赦してくれる筈だ、ダメなら僕が責任を取れば良いし
どうにかなるさ、多分 メイビー