前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ストラグルバインドで拘束しただけでは不十分なので、歩み寄ってフロッティをファンネルして4体の盾持ちスケルトンを撃破している内に、ユウキが階層ボスのスライムを撃破し、取巻きのスライムが勝手に魔力素子へと還って行き 15層攻略が終了する
その後、ユウキにセーブポイントの更新をして貰って配信を締めて、ステラ・アークへと戻り いつもの様に
いや、流石にキュクノスとはいえ そんな命知らずとは思えないし、違うか と思いつつドリンクサーバーで緑茶を入れて 一口飲み
「ナンパ?」
「お前、約2週間振りの
「ふふ、賢明な判断ね? 」
キュクノスを軽く見上げながら尋ねると 『お前なぁ?』みたいな目で見られたが、紗夜は笑っているので冗談だと分かっている様だ
「お前が言ってた局地航空支援専用機、アレの導入の為に東奔西走して来たんだぞ? シュナウファー家のコネやら人脈をフル活用してな」
「え? いやいや だって有れば良いな?って話って言ったよね? 」
「おう、だから欲しいんだろ? 近接航空支援、婆さんに話したら 乗り気だったぞ? 」
「えぇぇ?」
なんだか僕が知らない内に大変な事になっている気がするぞ? あれ? なんだかデジャヴを感じて来たなぁ?
「
「あの紗夜ちゃん? 頑張り過ぎじゃ?」
「そうかしら? 結構 需要は有るのよ? PMCは、放置されてる突破性ダンジョンの処理を引き受ける事が出来る訳だしね?」
「・・・確かに?」
キュクノスと紗夜が手を組んでPMCまで設立する事になっているらしい、確かにUAVの起動データは紗夜がダンジョン配信に着いてきて ある程度収集出来ている筈だし、そもそも紗夜だけがテストパイロットをしていると言うのは あり得ない話だしね?
それに、紗夜が言う様にUAVが量産されれば、探索者や冒険者が 誰も行きたがらない山奥などの後回しになっている突発性ダンジョンの処理を請け負う事も可能になる
「UAVを外で使用するにあたっての色々は面倒では有るけれど、ヴァンツァーを配備出来ない警察とかにはUAVを配備は出来る筈なのよ、本当 コネが有って良かったわ」
「コネって?」
「姉の旦那さんがヴァンツァーを販売している企業の日本支社の社長なのよ」
「そうなんですね?」
なんとも都合の良い展開だなぁ と思わなくもないけど、仕方ない うん 仕方ない
「しっかしビックリした事に、その若社長が研究サークルの一員だったんだから」
「研究サークル?」
「ほら、俺の専攻は魔導だろ? つまり科学と魔法の融合って奴、そんでオーシア・ベルカにはアマ・プロの垣根を越えて皆んなで切磋琢磨したり協力して新技術とか産み出そうぜ? みたいなサークルがあんだよ、んで若社長も俺も そこに加入しててさ? 知り合いだったんだよね、お前にガンシップの話を聞かされた時、知り合いいたっけ? 的なの言ったろ? アレ」
「あ、あぁ なるほど? なるほど」
キュクノスがカラカラと笑いながら説明してくれたが、僕には未知の巨大組織が有る事しか分からなかった
こう言うのって、技術を独占する事で利益を出そうとするのが人間の性ではないのか 不思議だけど、技術を生み出す事が好きなだけで お金とか名誉に興味が無い人も居るのだろうし、そんな感じなのかも知れない