前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
突発的に発生した
研究者とクリエイターだからかな? 多分
そんな訳で、少々 困惑する事があったけれど 翌日の早朝 ゴールデンウィーク中の企画として、ダンジョン外での配信をする事となっているので若宮ギルド野外駐車場の1区画を間借り配信の準備をしている
「今日は一時的に曇る時間帯もあるけれど、雨は無さそう」
「ん、そうだね カナリア」
「あ、おはようございます。ヘンリさん」
「おはよう、カナリア」
陽がまだ低い中、ninja400の隣で既にローレライを展開して天気を確認していると、ヘンリが現れて 僕へ挨拶をしながら自身の愛車であるyzf-r25を収納魔法から取り出しているのが見えたので、挨拶を返しておく
「それにしても・・・朝も早いって言うのに、よく集まるモノだね?」
「世のライダーと言うのは、こう言う時は早起き出来る生き物なんですよ、それに抽選に当たった人達でもありますし」
「カナリア、大人気」
「はは、否定出来ないです」
ヘンリが僕から目線を動かして背後のライダー達へと目を移して言う、そこには様々なバイクが並び、タープテントの下に設営された受付でステラ・アーク職員が今日の抽選に当たった勝者の参加登録と、インカムの貸し出しをしている
そして、僕に随伴を許された職員がお揃いのライダージャケットを着て出発の準備をしていたり、物販コーナーでバイク用ステッカーを販売していたり、小さなお祭りみたいな賑わいを見せている、熱量が凄い
「視聴者参加ツーリング、20名の枠に応募開始1分で500名の応募が有って応募フォームがパンクする事が予想されたから、急遽締め切った訳だけど・・・抽選に当たらなかった視聴者も、集まってきているね? 」
「まぁ、僕達に着いてくる事は止められないですし、定員も インカムの数が そうだったのと、あまり多いと管理出来ないからって意味合いですからね? それに、それを見越して若宮ギルド野外駐車場1区画を借りている訳ですし」
「だね? 話は変わるけど、カナリアのパーソナルマークのステッカー、爆速で売れて行くね?」
「そうですね?」
そう今日は初の視聴者参加企画である視聴者と行くツーリング配信を行うのだが、参加者20名の数倍は軽く居る人混みになっている
まぁ一応配置は考えられていて、参加者は受付終了後に誘導されて 僕達側の駐車スペースに駐車する様になっているから、非参加者と混ざる心配はない
物販コーナーでステラ・アーク所属の配信者グッズが販売されているのだけど、僕がアイコンに使用している金糸雀モチーフのパーソナルマークを模ったステッカーが、明らかに売れていて何とも言えない気持ちになるし、何故か知らないが綺麗に貼る為の手解き? をしているコーナーまである
パッと見た感じ、クリーナーや脱脂スプレー的な奴も有るので、ガチだ
「あ、あの! 」
「はい、何でしょう?」
「もし良ければなんですが、写真をお願いしても?」
「構いませんよ、普段 お世話になっている視聴者の皆さんとの触れ合い? 交流? が目的ですから」
「なら、ぼく がカメラマンするよ」
「よろしくお願いします」
どっかで見た覚えの有る様な男性が声を掛けてきて、写真撮影をお願いされたので 了承する
この程度の事、拒否するまでもないし 思い出は大切にしないとね? ほら一期一会って言うし