前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
色々と協議に協議を重ねて漸くカノン(偽)が静かになって、魔力素子へと還るのを目視で確認し、宝箱が生えてきたので ワカモに回収をお願いして一息つくと、次の階層への転移門が生えてきたので どうやらカノン(偽)が28層階層ボスだった様だ、良かった良かった
そんなこんなで無事? 28層攻略が完了し、推定 29層へと到達して セーブポイントを更新する事に成功し、配信を終了する
今日は中々に良いバトルが出来たから気分良くステラ・アーク事務所へと帰り、いつもの様に荷物を
なかなかに充実したゴールデンウィークも終わり、例に漏れず完璧にピッタリな制服を着用して、自宅の駐車場へと向かい いつもの様に愛車を収納魔法から取り出してヘルメットとグローブを装着してZ125proに跨ると
「気をつけてな?」
「うん、行ってきます お父さん」
ガレージの梁?に第2関節まで乗せて懸垂をしていた父に声を掛けられたので返事を返して学校へと向かう
「今度、ボルダリングに挑戦してみようかな?」
愛車を走らせながら独り言を呟いてみる、特に意味はない 強いて言えば 父がクリフハンガー的な懸垂をしていたから 思いついた、その程度だ
懸垂降下もした事あるし、思い付きにしては悪くないのでは? とは思わなくもない
そんな訳で無事故無違反で
「あぁぁカナリアちゃん の香り」
「流石に頬擦りしながら匂いを嗅がれるのは抵抗を感じるから、やめてほしいかな」
「えぇ? こんなに良い匂いなのに?」
「うん、一旦 僕の話を聞いて欲しいな ニナちゃん」
頬擦りしながら頭頂部を嗅ぎ始めたニナにクレームを入れてみたがわ全く効果が無い様で、話が少々噛み合わない・・・いや、割と いつもの事だな? と思っていると、抱き上げられて輸送が開始する
高校3年生にレベルアップしてから ニナの情緒が少し おかしくなっている、どうも僕と違うクラスになった事で 少々 おかしい精神状態らしく、1・2年生時より奇行が増えている、間違いない
そもそも新年度開始の日から体調不良で休んでいたけど、アレは 僕と違うクラスになった事を知って寝込んでいた と翌朝 ミコトから聞かされ 反応に困ってしまった事を覚えている
「あぁこのままカナリアちゃんを お家に連れて帰りたい」
「まだ学校は始まったばかりだし、僕には僕のスケジュールも有るからなぁ ちょっと難しいかなぁ?」
「うぅぅ カナリアちゃんが優しいよぅ」
「今日はダメな日かな? 多分」
なんだか 肯定したら本当に自宅へ お持ち帰り(笑)をされそうな雰囲気を感じ、やんわり と お断りの言葉をニナへ伝えると 今日はダメな日の様で 一旦 僕を下ろして抱き締めて そんな事を言う
とりあえず ニナに状態異常解除の魔法を掛けておく、多分 効果はある筈だし
一応 精神錯乱も状態異常だと思うし、うん 多分 メイビー
「ありゃ? ニナちゃん、今日はダメな日? 」
「そう見たい、さっきから吸われてる。 どうしよう?」
「どうしようかね? カナリアちゃん ごと ニナちゃん を動かす?」
「ハジメちゃんだけじゃ無理じゃ無い?」
「それは、そう・・・本当は、あんまり良くないと思うけど、仕方ないよね?」
「ハジメちゃん?」
相変わらず長身美少女なハジメが現れて、僕を抱き締めたまま カナリア吸いをしているニナを見て言ってきたので、会話をしていると ポケットから犬笛みたいなモノを取り出して吹くと、どこからともなく紙袋を被った斑鳩の制服を着た人達が現れて、僕をニナごと台車?に載せて運んでいく
うん、誰かな? この人達は?