前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
不定期に開催される悲しい事件(笑)の被害者となった
「ふむ、なるほど カナリアちゃんは、
「いま、なんか良からぬ副音声が聞こえた様な?」
「ふふ、気のせいさ カナリアちゃん」
【文月はんw】
【誤魔化し方が雑w】
【なるほど、不老の祝福かぁ 納得やね】
【まぁ神様が実在するし、そんな
文月が謎の納得理由を口にし始めて、視聴者も何だか納得しているのがコメント欄を見ていて理解する、これからは この理由でゴリ押ししていけそうだし、ヨシとしようかな?
「はい、そう言う訳で奇跡の女子高校生カナリアちゃんの生誕を祝う貢ぎ物が 今年もステラ・アーク宛に沢山届いているので、今朝 届いた物まではバックアップ担当スタッフ総出で選別してあるから、お披露目を始めましょう まぁ目録と画像データになるけれど」
「今年は事務所の倉庫を圧迫する程では無さそうだったので、良かったです」
「あら、今年は集積場所が違うだけで 最低でも去年の倍は量が有るわよ?」
「え?」
「え?」
【どう言うことやw】
【油断したな? カナリアちゃんw】
【大草原】
【そのやり取り、さっき見たよw】
僕と文月の漫才を静観していた
あれ? これって僕の油断かな? 違くない?
「漫才は これぐらい にして、メイド? 持って来て頂戴」
「はい、お嬢様」
【お、久しぶりにメイド登場やね】
【おー クラシカルなメイド服や】
【はらしょー】
紗夜が声を掛けると 先程までいなかった筈の
「では 私は、これにて失礼致します。まだ仕分けが終わっていませんので」
「ご苦労様、引き続き お願いね」
「御意」
【必要最低限だけで帰って行くのか】
【ん〜 プロって感じ、憧れる】
【メイドさん、俺と結婚してくれ】
【やめとけ、絶対CEOの面接入るぞ?w】
冬彩はカタログを配り終えると一礼して、すぐさま撮影部屋を退室していく、本当に仕事人って感じで凄いなぁ
さて、とりあえず現実逃避は止めにして現実を直視しないとね?
「CEO、これ もしかしなくても今年の貢ぎ物の目録ですか?」
「そうね? もしかしなくても、今年の貢ぎ物目録ね?」
「あの・・・体感厚さが3倍あるんですが?」
「えぇ、だから言ったでしょう? 貢ぎ物の量が最低でも2倍って」
「あ、はい」
【あぁカナリアちゃんが宇宙ネコにw】
【文月はん、すんげー面白そうに傍観しとるw】
【おいたわしや カナリアちゃん】
【厚さ3倍はヤバいなw】
現実を直視して目の前のカタログ 改め 貢ぎ物目録の分厚さを見て紗夜へ言うと 『それが?』 みたいな感じに言われてしまい、諦める事にする
あぁこれは また凄まじい事になってしまっているに違いない
去年は貢ぎ物の中にミニガンとかあったし、今年は何が飛び出してくるか全く予想が出来ない
「去年と同様に、昼から届いた貢ぎ物の検閲をメイドとバックアップスタッフでしているわ、そしてコレが不届者の個人情報よ? 震えて眠りなさい?」
「目録の半分程の大きさですね? 」
「えぇ、そうだけれど カナリアちゃんには見せないわよ?」
「無念」
【まーだ不届者生えるんやな?】
【カナリアちゃんに邪な感情を持つ者はギルティ】
【カナリアちゃんの幸せを願うのが我ら同盟の使命】
【我、弁護士ぞ】
【我、警察官ぞ】
【我、検察官ぞ】
【色々と揃ってて草】
黒表紙の小さめのノートの表紙にデスノート と書かれている物を紗夜がカメラに見える様に掲げて言う
やはり人数が多いと、変人や変態が増えてしまうのは仕方ない事なのかも知れない
とりあえず僕には不届者が、少しでも苦しまない事を祈る事しかできない、南無 南無