前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ニナに捕獲(笑)をされた翌日、健康診断とメンテを終えたz125proを迎えに行き、そういえば
日曜日で それなりに道が混んでいたが 1時間程で若宮ギルドへと辿り着き、社長席でコーヒー片手にタブレットPCを見ている紗夜の元へゆき
「紗夜ちゃん、UAVの操縦モジュール? を見てみたいんだけど、今 時間あるかな?」
「唐突ね? まぁ良いわ
僕の唐突な言葉に紗夜はコーヒーをデスクへ置いてから言い、立ち上がり僕の方へ移動してきて 撫でてくる
「今更だけど、そういえば操作モジュールの確認をしていなかった事を思い出してさ? 」
「あぁなるほど、それもそうね? 多分、カナリアちゃん好みだと思うわよ?」
「そうなんだ、楽しみ」
「ふふ、かわいいわね」
物凄いニッコニコしている紗夜に抱き上げられて移動を開始し、格納庫と書かれた部屋の前に到達し、紗夜は僕を下ろして社員証を読み取り機械に読み取らせ、指紋 及び 掌紋認証を行いピィーと解錠を知らせる電子音が鳴ってから扉を開けて中へ入る
セキュリティが高いのは、UAVが高価な機材である事と危険な代物だからだろう、盗まれたらおおごと だしね?
「此処がUAV格納庫、限られた者しか入れない場所よ」
「紗夜ちゃん と整備スタッフだけ?」
「そうね、私が普段使っているシリアルナンバー01、02は整備とマイナーチェンジをしているから、此処で作業がされているわね? 今 計画されている傭兵仕様に関しては、別の場所で研究・開発・建造・整備がされているわ」
紗夜の説明を聞いて相槌を打つと、彼女はそんな事を言ったので この格納庫は紗夜と他数名しか入らない場所なのだろう
それはそれとして、傭兵仕様UAVの開発とか言っているが なんだか 既に先行量産とか始めていそうで怖い、こう言う時の行動力は恐ろしくあるからね、うん
「せっかくだし、シュミレーターを起動させて見ましょうか」
「良いの?」
「えぇ、減る物でも実機でもないし 構わないわ」
「ありがとう紗夜ちゃん」
紗夜の言葉にテンションの上がった僕は 彼女に抱き着き抱擁すると、紗夜は驚いたからか少し息が荒くなるが、まぁご愛嬌と言う事にしておこう
ふむ、ニナよりあるな紗夜の母性、と言うか 僕の周りに居る人って標準より上の人ばかりな気がするなぁ
そんな邪念を抱きつつ 紗夜の指示で操作モジュールへと着座すると、近未来なレイアウトのコクピットで、更にテンションが上がる
「専用のヘッドギアを着けて頂戴? これが無いと何も見えないから」
「了解」
僕は紗夜の指示に従って専用ヘッドギアを装着する、ヘッドギアからコードが座席に伸びているから、映像を見るために必要なのだろう、多分
「それじゃ、演習モードを起動、あとは楽しんで?」
「急に放置?!」
「あとは自動で調整してくれるわ、大丈夫」
紗夜は そう言うと操作モジュールから離れる、すると座席や操縦桿の位置が僕に合わせて最適化される様に動く、これ凄いな
そんな感動をしていると、演習モードが起動してチュートリアルが開始する、なんだか優しい仕様というか ゲームみたいだなぁ と思ってしまう
「最初は移動、スロットルレバーを動かすと歩行や移動っと・・・」
思っていたより簡単操作で、ますますゲーム感が増している気がするが、まぁ仕方ない
と言うか、更に僕好みになった気がする、リーゼにフルダイブ型ロボゲーの制作を依頼してみようかな? 結構売れる気がするんだけど
「次は武器の扱いっと、なんだか変な感覚」
どう言う技術かは分からないけれど、僕が思った通りにUAVが動いてくれて、楽しい
あー これはハマってしまいそうだなぁ