前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
僕の了承を得たユウキが意気揚々とルクスフリーデンを掲げて突貫して行くと、彼女に気付いたデザートリザードの喉が膨らみユウキに向けて砂粒の様なブレスを放ってくる
「はっ そんなん寝惚けたブレスが当たるかよ!」
「流石はユウキ君、2匹目は僕が」
「なら、3匹目は ぼく だね」
【これがジェットストリームアタック?】
【草草の草】
【見事な連携技だの】
【ヘンリ姫、グーパンやんw】
デザートリザードのブレスを難なく躱して肉薄しルクスフリーデンで1匹目を一刀両断した瞬間、僕も彼女に続き接近して2匹目の頭に風穴を開け、ヘンリがグーパンで3匹目の頭を物理的に凹ませて撃破する
アレ? ヘンリがグーパンで倒したな? どうしたんだろう?
「ヘンリさん、何故にグーパンだったんですか? バエルソードは?」
「ん? あぁバエルソードは、別件で酷使しちゃってね ハロルドにメンテナンスを頼んでいる所」
「なるほど、ハルさん の本業ですね」
「そうそう」
【ハロルド? 誰ぞ?】
【カナリアちゃんも知ってる職人なのは理解した】
【アレ? バエルソードってマリアが制作した剣じゃなかったっけ?】
【確かヘンリ姫の
僕の何気ない疑問をヘンリに尋ねるとヘンリは、特に嫌な表情をする事もなくバエルソードはメンテナンス中である事を教えてくれ
マリアが作成したバエルソードをメンテナンス出来るのは確かにハロルドぐらいなので、ヘンリの説明に納得した訳だけど ハロルドを知らない視聴者とユウキが、『ハロルドって誰?』と言う状態になっているので
「ハルさん はマリアさんの旦那さんです、そうそう ガリューの短槍を作ってくれた方なんですよ」
「あぁ そういえばそうだったね」
「へぇ〜 ガリューの短槍を」
【ガリューの短槍を作った人か、相当の技術者だな】
【マリアの旦那ってだけで、只者じゃ無さそうだぜ】
【あの自由人のマリアと結婚出来る人が只者な訳がないw】
【酷い言い草で草】
僕がハロルドについて説明すると、コメント欄に好き勝手なコメントが流れてくる、なんとも酷い言い草なコメントが多数流れてきているが、僕も少なからず同意してしまっているので、コメントは差し控えさせて貰おうと思う
「出てきたのかデザートリザードで良かったね? ワカモ」
「ヘンリ、お主は余程 フラグを立てたいのか?」
「カナリア的にはバジリスクぐらいの強敵の方が楽しいと思うからね」
「それは否めないな?」
【何としてもフラグを立てたいヘンリ姫w】
【めっちゃワカモ氏の方を見るやんw】
【大草原不可避】
【ヘンリ姫とワカモ氏の解釈一致してて草】
僕の質問に答えたヘンリがワカモを見ながらドヤ顔で言うと、ワカモは呆れた様子でヘンリへ返答すると、僕が原因らしく 謎の解釈一致をする
まぁ確かに、僕的には強敵とヒリついた戦いが出来た方が嬉しいが、別に絶対ではないし、ユウキも居るから あまり無茶苦茶も出来ないと思う
とはいえ、視聴者としても 僕が大暴れする方が見応えも有ると思うし、バジリスクと接敵した方が良いのかな?
「ところで ヘンリさん? バジリスクって、どういうタイプのバジリスクですか? 創作物だと 割と種類が多いので」
「若宮ダンジョンに出現するバジリスクは、リューネにも群生しているタイプの奴で、石化のブレスを吐いて 体液と爪・牙に石化の状態異常を付与する能力がある、まぁダンジョンモンスターだから出血しないのは救いかな? 」
「・・・もしかしなくても、かなり厄介なモンスターなのでは?」
「そうなるね?」
「う、うーん・・・」
【あぁカナリアちゃんが悩ましい表情にw】
【状態異常付与能力持ちは厄介だよねぇ】
【気体系だと、カナリアちゃんの障壁と相性は良くない系?】
【確かに】
創作物には多種多様なバジリスクが登場するので ヘンリ へバジリスクのタイプを尋ねると、とんでもない事を言われてしまい 軽く困惑してしまう
うーん、これは出て来ない事を祈った方が良いかな?