前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんなこんな いつもの様に視線を集めつつ滝の間際で滝を見上げてマイナスイオンを肺いっぱいに吸い込んで癒され、なんだか身体が軽くなった気がする
暫く滝の放つマイナスイオンを全身に浴びながは深呼吸をして肺に取り込んでいると
「そろそろ行こうか カナリア」
「そうですね」
ヘンリに声を掛けられながら頭を撫でられたので頷き了承すると、
2人の機嫌が良くなるなら、僕の自由が多少 妨げられても構わない と思い 2人の好きな様にさせる事にする、どうせ駐車場に着いたら解放されるしね?
そんな訳で参加者や視聴者(暫定)から羨望の眼差しを全身に受けつつ駐車場へと戻る途中で
「あの、お花を詰みに行きたいのですが?」
「ん、仕方ない」
「そうね、仕方ないわね? でも、私も行きたいし 行きましょうか カナリアちゃん」
「あ、はい」
トイレへ行きたい旨を伝えると、ヘンリは少々 名残惜しそうな表情をして頷き握っていた僕の右手を離し、紗夜は言葉では残念そうなニュアンスを口にしているが僕の左手を離す事はなく、僕を女子トイレへと連行していく、なんだろう? なんか策士っぽいぞ?
当然の事ながら同じ個室へ入る事はなく、普通に入る前に解放されたのは良かった、色々と無頓着な流石の僕でも 多少の羞恥心 等を有しているからね、うん
自分の事ながら、全裸を見られても なんとも思わないのに 変だと思う、人生とはままならない
それはもう膀胱の内容物を全て出し切ってから出て手を洗って手をプラプラさせながら外に出て自分の
「おかえりカナリア」
「はい、ただいまですヘンリさん、紗夜ちゃんは? 」
「あそこ で サポートスタッフと打ち合わせしてる」
「はへぇ〜 忙しそうですね」
「まぁ忙しいだろうね? 社長だし」
「ですね〜」
ninja400の隣にyzfr25を駐車しているヘンリに声を掛けられたので、返事を返して軽く会話をする
出会った頃からの事だけれど、学業も事務所の経営も両立させている紗夜は本当に凄いと思う、配信の方向すらマネージャーである
そんな会話をヘンリとしながら僕は発車準備をする、まぁ準備と言ってもグローブを着けたりするぐらいだけどね?
その程度なので すぐに準備が終わってしまい、紗夜とサポートスタッフの打ち合わせが まだ長引きそうだったので、参加者や視聴者(暫定)にファンサをしたり、軽い会話をしたりする
「お待たせ、そろそろ行きましょうか」
「分かったよ 紗夜ちゃん、では」
サポートスタッフとの打ち合わせが終わった紗夜が僕へ声を掛けてきたので、雑談をしていた参加者に軽く挨拶をしてninja400の元へ向かい 跨ってエンジンをかける
「それじゃ、出発」
「よろしくお願いします」
ヘンリの言葉に相槌を打って駐車場を後にして走り出す、休憩地を多めに取っているけど、陽が傾く前にキャンプ場へと到着する必要があるから あまり寄り道をする事が出来ない、だから 次からは休憩をメインとして10分前後で次の地点へと移動する事になりそうだ
「真夏で陽が長いとはいえ、夕暮れ時より前にはキャンプ場には 着いておきたいね?」
「そうね、カナリアちゃん や ヘンリさんの様に 野営に慣れている参加者は少ないでしょうからね」
「テント設営だけで1時間から2時間程 掛かると仮定して、遅くても17時にはキャンプ場に到着していたいですね」
「そうだね」
ヘンリの呟きに相槌を打ち僕の仮定を言うと、ヘンリは受け入れてくれる
僕 単独なら、10分前後で設営は完了出来ると思うけど、サポートを必要とするであろう参加者には難しいだろうしね? うん