前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
それからゴブリンゾンビを撃破しながらマッピングを続けて安地へと辿り着き、ポータル更新をして 一旦 ログアウトし 昼食を食べる、規則正しい生活は大切だからね、うん
再集合して安地から出発するが、やはり変わり映えしないゴブリンゾンビとだけ遭遇する
「なんとなくイベントの種類が予想出来てきたかも?」
「どう言う事? ニナちゃん」
中心部に寄った為かゴブリンゾンビの数が増え、僕だけでは対処が難しくなり ニナがゴブリンゾンビを正確に射抜きながら呟き、相槌を打つ
「こう言う下水路や下水道の定番だと、ネズミ系やスライム系 あとアンデット系、そのアンデットも人間や動物が主の筈なんだけど、此処ではゴブリンがゾンビとして出現している」
「つまり、何かしらの人為的な何かが有る?」
「そそ、そう言う事 その上で秋葉原中心部にあるのは立ち入り出来ない領主の館、偶然とは思えないね?」
「なるほど」
カルフィナボート2は、ベースとなっているカルフィナボートがあり、カルフィナボートは結構自由度が高かったらしい と、無知な僕でも知っているぐらいには人気コンテンツだった訳で、そんなカルフィナボートに引かれて過去動画を見て研究しているであろうニナの推理は、信用に値いすると思う
それと ここまで来てフラグが踏めないとなると 多分 外で踏むタイプのイベントと推測できる、なんとなく楽しそうなイベントな気がするんだよねぇ
「ん〜 ・・・ 一旦 外に? いや それだと時間のロスに・・・」
「ニナちゃん? 僕が言うのもアレだけど、別に下水路に拘る必要も無いんじゃないかな? って思うんだけど?」
「そう? なら、一旦 地上に戻ってイベント フラグを探す?」
「それもアリだね? ん? なんか有る」
「カナリアちゃん?」
ゴブリンゾンビの群れを一掃してニナが悩ましい表情をして唸ったので、よくよく考えたら下水路に拘る必要も無い と思い言うと、ニナがフラグを探しに行こう と提案してきたので、同意しながら曲がり角を曲がり壁を見ると、明らかに一部だけ色が違う場所を発見して声が出てしまいニナに名前を呼ばれる
「これは・・・何か有る、間違いない」
「え? どうしたの? カナリアちゃん、壁を突いてるけど」
「また このパターン? なんで僕は分かるんだろう? 摩訶不思議」
「どういう事?」
色違いの壁に歩み寄り ホワイトローズで突いてみると、明らかに材質が違う感触を感じ、隠し扉と確信しているとニナに尋ねられ
「何故かは 分からないけど、此処に隠し扉があるみたい。色が違うんだよね、この壁」
「え? 色? 私には色の違いは分からないんだけど・・・」
「そう、そうみたい なんだよね、僕は分かるみたい なんでか」
「そっか〜」
ニナへ説明をすると少し困惑して言う、僕にも見分けられる理由は分からないから仕方ない と伝えると 納得してくれる
「さてさて、問題は どうやって扉を開くか、だね?」
「ん〜 こう言う時のテンプレは、解錠アイテムが有る筈」
「これがダンジョンなら物理的に破壊して進むんだけどね? 」
「あぁカナリアちゃん 十八番のC4で爆破?」
「その通り、大抵の場合はC4とかハンドアックスでブリーチング出来るからね、まぁカルフィナボート内では出来ないけど」
「はは、それは仕方ないよ」
壁を調べながらニナと会話する、ニナの言う通りテンプレでは解錠用のアイテムが有る、僕のうっすい ゲーム知識だと 大抵の場合 同一ダンジョン内に存在する事が多いが、これがイベントに起因するものの場合は イベントを進める段階で入手するパターンもある
なら、一旦 マップに記録して 後回しにする方が良いかも知れない?
「ん〜 ・・・ 鍵穴は無いけど、小さく 何か書いてあるね」
「本当だ、『なんの鳥? 8.99999』? ほわい?」
「え? 急に 謎解き? 」
壁を念入りに調べていると、謎解きを発見して少し困惑してしまう、カルフィナボート2は中々に面白い仕様だなぁ