前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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687. 勉強会(笑) 2

 

 

なんだかんだで課題を進め 分からない所をニナに聞いたりして順調に消化して提出の早い物が全て終わる

 

 

「ニナちゃん の お陰で僕単独だと難しかった課題を終わらせる事が出来たよ、ありがとう」

 

「カナリアちゃん のチカラになれたなら、良かった」

 

「ニナは、人に教える才能が有るかもね?」

 

「えー? そーかなぁ?」

 

 

2時間程 課題に向かい一区切り出来たのでニナへ お礼を言うと、ニコっと笑み 嬉しそうに言い ヘンリの言葉にまんざらでも無い表情をする、確かに あまり賢く無い僕にも分かる様に教える事が出来ているのだから、才能が有るのだろう

 

 

「そういえば、ヘンリさん は 何故 我が家に? 課題も持ってきてますし」

 

「そうだよ ヘンリちゃん、今日 カナリアちゃんの お家に行く事を私は誰にも言って無いんだよ?」

 

「何と答えるべきか・・・全て偶然の産物、かな?」

 

「偶然?」

 

「本当かなぁ?」

 

 

麦茶で喉を潤してヘンリ へ 疑問を問い掛けるとニナも僕に続き問うと ヘンリは少し考えてから そんな事を言い ニナが訝しむ

 

まぁ このタイミングだと疑いたくなる気持ちは分かる

 

 

「課題に関しては、暇な時に手をつけられる様に常に持ち歩いているんだ、なんだかんだで外出が多いからね? ぼく」

 

「確かに そうですね? 配信者としての仕事や 王族としての仕事も有りますしね?」

 

「なるほど?」

 

 

ヘンリは僕の出した お菓子を摘み 麦茶を飲んでから説明を口にする、なんやかんやヘンリは僕より多忙だったりする

 

ほぼ毎日 何かしらの撮影だったり 取材だったり 公務だったり と仕事が満載されているのである、ちなみ公務には 件(くだん)のガンシップ計画やPMC設立の色々も含まれているので、本当に多忙だ

 

僕は三鶴(みつる)が完璧なスケジュール管理をしてくれているので、レッスンやトレーニングは有っても、撮影や配信がギチギチには詰まっていないので、結構 楽をさせて貰っている

 

そんな訳で一般人(ニナ)が居るので、公務の内容までは明確にせずに会話をすると、ニナは納得した様子で頷く

 

 

「次にニナと鉢合わせした理由は 単なる偶然だよ、キャンプ系やライブ配信をした翌日は基本的に丸1日 フリーにする様にしているって紗夜(さや)に聞いていてね? 散歩がてらカナリアを ご飯に誘おうと思って来たって訳さ、キュクノスにも話しておきたい事もあったからね」

 

「あー 確かに 泊まりのライブ配信の翌日は一部例外を除いてフリーになってますね? 」

 

「ふむふむ、なるほど」

 

 

続けてヘンリは説明を続けてくれる、彼女の言う通り 僕は紗夜と三鶴のお陰で マイペースに生活させて貰っているけれど、ヘンリはヘンリで僕程では無いにしろ、結構マイペースな性格をしていると思う

 

と言うか、僕 含めて 突拍子の無い事をするメンツがステラ・アーク関係者には多すぎる、まぁ自重はしても 辞めないのだろうけれど

 

 

「Es tut weh.(痛ててて)・・・Meine Gelenke schmerzen(身体の節々が痛てぇ)・・・」

 

「 Ah, du bist wieder am Leben? Cycnos(あ、生き返った? キュクノス)」

 

「Ich bin nicht tot(死んでねーよ) ん? 友達か?」

 

「うん、ニナちゃんだよ? ほら 修学旅行の時に会ってるでしょ?」

 

「わりぃ、あの後 母さんに捕まって記憶が曖昧になるぐらい説教されたから覚えてないわ」

 

「そっか、なら仕方ないね?」

 

「えぇぇ?」

 

 

玄関フロアに行き倒れていたキュクノスが寝起きだからか共通語(母国語)で愚痴りながらダイニングへ入って来たので、軽くイジるとニナに気付き尋ねてきたため答えると、キュクノスは軽い調子で謝罪をして その様子にニナが軽く引いた反応をとる

 

キュクノスが 実母であるハイデマリーに説教されるのは割と いつもの事なんだけど、僕って感覚が麻痺してるのかな?

 

 

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