前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
4本有る腕に戦鎚2つとグラディウス2つを持つ人蟲へ突撃を敢行する訳だけど、腕が4本もあると隙も少なくてユウキとガリューが攻めにくそうにしている
「僕も参加するよ」
「お願いします!」
【この人蟲、打撃力と機動力を確保してるな】
【体高 約2.5mあるし、尻尾まであるし甲殻が牽制程度の攻撃を弾いてくる】
【厄介だな】
まだ戦い方が洗練されていないユウキは兎も角、武人であるガリューの攻撃に対処できている人蟲の実力は相当だろう と判断する他ない
蟲特有の甲殻により僕の強みであるダンジョンモンスター特効スキルを使用する事は難しい、いやはや これは本当に相性が悪い
だからこそ、楽しめそうだ
「さぁ、僕達の闘争を始めようか」
「お供します、カナリアさん」
「
【うん、分かってたw】
【カナリアちゃんが楽しそうで良かった】
【噛み応えありそうで嬉しいんだね?w】
【やっぱカナリアちゃん、戦闘民族やからw】
自分に身体強化を施しながら
「スピードもパワーも足らないかぁ」
「カナリアさん、スピードタイプですからね、質量の有る武器と あまり相性が良くないですから」
「だね、
「ですね、カナリアさんは オレと違って状況で武器変更するスタイルですからね」
【相変わらず度胸が凄い】
【障壁術の練度も高いからなぁカナリアちゃん】
【やっぱカナリアちゃん自身の質量が足らないっぽい?】
【遠心力で威力上げなきゃだけど、この人蟲には通用しないだろうなぁ】
【判断が早い】
人蟲との数秒間の応酬でヴァールでは人蟲へ有効打を与えられない事を理解し、呟くとユウキが反応してくれる
僕は彼女と会話をしながらヴァールを収納魔法へと納めて、次の手を考える、何か良い手はないかな?
「あぁ、そうだ そうだ 2人にバフをかけてみようと思ってたんだった」
「なるほど、バッファーって奴ですね」
「そうそう、フロッティの能力の1つを応用すれば遠隔でバフを掛けられるからさ?」
【絵面はヤバいw】
【コレ、銃口向けられてるの慣れないと咄嗟に避けちゃうわw】
【確かにw】
必ずしも僕が人蟲を撃破する必要は無いので、サポートへ回る事に決め フロッティの能力の1つ 魔弾生成を使い身体強化の魔弾をユウキとガリューへ撃ち込みバフをかける、魔力消費は少ないから 聖女のバステには抵触していない様だ、良かった良かった
これで戦術の幅が広かったな、うん
「それじゃ、僕はバッファーと援護に移行するから、ユウキ君 ガリュー 君たち2人にアタッカーは任せるよ」
「はい、任されました!」
「
僕はフロッティをプレスチェックしながらユウキとガリューへ言い、人蟲との距離を一定に保つ位置へ移動し、2人の隙間を縫って岩塩スラグショットを撃ち込むが、予想通りグラディウスで防御されてしまう だが、それでいい
僕の仕事はバッファー とヒーラーだからね、隙を見て人蟲へデバフの魔弾をヒットさせられれば良いし、デバフ付与後は プレッシャーを与え続ければ良い
直接ダメージがなくても行動阻害が発生すれば、僕も警戒せざるを得ないからね