前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳でアタッカーからサポートへ移行し、パーティを組んでいると見えるメンバーの簡易ステータスを見ながら人蟲へ岩塩スラグショットを撃ち込み隙を作る為に動く、まぁ全くダメージ出てないけれど
「さてさて、人蟲に岩塩弾ではダメージ出ない事は予想通りだけど、動き回るユウキ君とガリューにバフと回復を当てられるかな」
「普通なら偏差や予想が必要だが、主ならば大丈夫だろう。なにせ
「立花博士が手掛けた至高品? あぁ このヘイローの事? 」
「如何にも、そのヘイローは代理演算装置の役目が有る筈だからな」
「・・・そういえば、そんな設定だったね? 僕のヘイロー」
「忘れておったか、まぁ仕方あるまい? 主は自力で強くなってきていた訳だしな」
【設定ってw】
【そういやゲーミングに光り輝く天使の輪では無かったねw】
【ライトの代わりに使ったりしてて、忘れがちだけど 確かに そう言ってた気がするw】
僕の呟きに反応したワカモが忘れていたヘイローの仕様について口にし、視聴者も忘れていたらしく 大いに賑わっている
そう僕はヘイローが代理演算装置である事を忘れていた、便利なライト代わりに使ったり、ゲーミング宜しく約1680万色に光り輝くポジションランプ的な扱いしかしていなかった、今更だけど ヘイローの有無でモンスターとの遭遇率に増減は無いのは不思議だ こんなに光り輝いて目立つからね?
「ヘイローの仕様を しっかりと使えれば、主がバッファーとして立ち回るのは難しくは無い筈だ」
「そう言う物?」
「そう言う物だ」
【なんかカナリアちゃん、訝しんでる?w】
【まぁ 急に言われてもね?w】
【でも会話しながら人蟲に岩塩弾を撃ち混んでるの しゅごい】
ワカモに説明された訳だけど、正直 使いこなす自信はないのだが やらないといけないので 深呼吸し集中し 素速さ向上の魔弾をユウキ & ガリューへ向けて撃つ、すると導かれる様に勝手に軌道を変えて飛翔して行き2人へバフが付与されたのを目視で確認でした、これは便利だなぁ
「うむ、吾の予想通りだったな」
「どういう事?」
「主のヘイローの製作者は立花、ダンジョンへ探索者が潜れる様にシステムを開発・実用化したのも立花だ、パーティ内に限るだろうが あの立花だ 主を優待する仕込みの1つ や 2つ は有るだろうよ」
「おばさん なら やる」
「なるほど?」
【解説助かる】
【立花博士は子供の味方だしねぇw】
【なんか、立花博士に気に入られてしまったとか何とか言っていたっけ?w】
【あの立花博士なら、やるだろうなぁw】
ワカモは満足そうに頷き呟いたので尋ねると、納得の説明をしてくれる
普段 全く気にしていないけど、確かにヘイローや 探索者がダンジョンを安全に探索出来る様にシステムを開発・実用化させたのは立花博士だ
どう言う理屈かはサッパリ分からないけれど、ステータス画面を確認出来るのは、彼女の超技術の恩恵である事は言うまでもない
そんな僕の理解が遠く及ばない超絶技術を有している立花博士が作成したヘイローがダンジョンと相性が悪い訳は無いので、これは当然の帰結と言えるのかも知れない
「主よ、そろそろ人蟲も休ませてやる方が良かろう」
「そうだね? デバフ弾、ふぁいえる」
「ん、しはきゅうさい」
【唐突w】
【まぁそろそろ良い時間ではあるしね?w】
【容赦の無い一撃w】
一通りの説明をしてくれたワカモが僕へ そんな事を言ったので、彼女に同意し ステータス低下の魔弾を生成し人蟲へ撃ち込むと、動きが鈍った所にユウキとガリューが猛攻を仕掛け、あっという間に撃破して ユウキは嬉しそうに僕に手を振っている
バフを乗せて かつ 2人掛かりで倒すのに時間が掛かったって事は、2人をツートップにするには相性が悪そうだなぁ と思いつつユウキへ手を振りかえす
少し陣形を考える方が良いかも?