前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳で朝食?を堪能しながらヘンリへ質問し、自己解釈していると
「王家所有の別荘がトリスタンに有るけれど、あそこは今 トーカ先生の指示で遺跡調査をしているから使用出来ないんだ」
「え? あ、あぁ 去年の冬頃の講演会で話していた遺跡ですか?」
「そう、それ」
「その代わりに島を?」
「カヅキおばさんがね」
「・・・規格外すぎる」
ヘンリによる追加情報を聞き反応を彼女へと返す僕とヘンリの やり取りを首を傾げてみているユウキ、この様子だと教科書には載ってない奴っぽいね?
それはそれとして、王家の別荘が使えないからと わざわざ 代用の小島を用意する
「兄姉巡りで使った どこでもドアが有るから、場所の制限は余り無いし カヅキおばさんは こう言うの得意だからね」
「よくわからないけど、立花博士ってヤベー」
「はは、凄く良い人では有るけどね?」
「ん、カヅキおばさんは 凄い、子供の味方を自称して行動を続けた、まぁ悪役フェイスで孤児院の子供には良く泣かれてた」
「おぉ・・・お労しや」
没後に明かされる偉業を聞きユウキが そんな事を言うので、僕なりにフォローすると ヘンリが追加情報を口にし、何とも言えない気持ちになる
立花博士 本人は子供好きで 生涯 子供の味方を自称し、行動を徹底した と受け売りな知識だけど、知っている
「あはは、おばあちゃん を人間の物差しで測ったらダメだよ? やる事なす事が規格外なんだから」
「あ、マリアさん、おはよ・・・う、ございます?」
「うん、おはようカナリアちゃん」
カラカラと笑う声が聞こえ振り向くと、ゆったりとした南国休暇スタイルのマリアが目に入ったのだが、異変を目の当たりにして言葉が辿々しくなってしまう
「あの、マリアさん? お腹が大きいですね?」
「うん、もう6ヶ月ぐらいになるからね」
「・・・昨日もステラ・アークのアトリエで作業してましたよね?」
「していたね? あぁ 分身体だよ、ケイネ先生みたいに数百・数千単位では無理だけど、4体ぐらいは並列操作出来るからね」
「分身体? あぁなるほど、ハネムーン後に再会した時に感じた違和感は、分身体だったからでしたか」
「おぉ〜 流石はカナリアちゃん、気付いていたか〜」
何だかマリアは、簡単そうに言うが 全くそんな事はない、もう1つ 身体を作り操作する と言うのは大抵の人には不可能だからだ
右手と左手で別々の事をする、とか そんな次元の話ではないのだから
そんな訳でマリアは普通に凄いが、ケイネ先生はヤバいと言う事が理解出来た
「ん? んん? 約6ヶ月ですか? それにしては・・・大きい様な?」
「渚ちゃん を見ているから気付いたのかな? 2人分だからね」
「そうなんですか? おめでとうございます?」
「ありがとう、カナリアちゃん」
今の今まで気配を消して空気となっていた使用人がマリアへ椅子を用意して座らせていて、なんか凄いな とか思いつつ 改めてマリアを見て 尋ねると どうやら双子を妊娠している事が判明したので お祝いの言葉を告げ、思う ブリリアント家と立花家に連なる家、双子率高くね? と
まず ブリリアント家 グンジョウ&シンク、厳密には三つ子だけど 2人は良く似ているから一卵性双生児だろう、そして2人の伴侶である 立花家 ユエ&ユタカ、シャナの子供の
なんだろう、なんだか そんな気がしてきたなぁ 不思議だなぁ