前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳で 配信準備を整えて整列し開会式が始まるのを待つ
「それでは開会式を始めますよ〜? 今年も始まりました、ダンジョン配信者 夏の祭典 第1回17回 渋谷ダンジョンタイムアタック 夏の陣、本年も司会進行を勤めます 渋谷ギルド 支部長 アリサ・マナンダルです、よろしくお願いします」
「みなさん ごきげんよう ステラ・アーク0期生 カナリアです」
「同じくステラ・アーク0期生 鷹樹だ、3回目の保護者兼相方として参戦だ」
「オレ参上 ステラ・アーク2期生 ユウキだ」
【おっすおっす】
【今日もカナリアちゃんは〜?】
【かわいい〜】
【かわいい〜】
【かわいい〜】
【
「ユウキ君 チスチス」
アリサ支部長の開会式挨拶に合わせてライブ配信を開始して、開始の口上を述べると、夏休みとはいえ平日の昼間なのに沢山のコメントが流れてくる、やはり視聴者は優しいなぁ 僕の配信を見るために時間を作ってくれてるのだろう、夏休みも半分以上が過ぎているのにねぇ
「えー 今回の仕様を説明したいと思います、今回はタイムアタック+撃破ポイントでの勝負となります」
「去年とは また仕様が変わったみたいだね」
「これも異変って奴か? 去年・今年と渋谷ダンジョンの仕様とは少し違ってるし」
「オレとしては活躍の場が有れば良いです、カナリアさん」
「ふふ、そう? 無理しない程度に お願い」
「はい!!」
【渋谷ダンジョンの内装が変わるのは普通の状態だけど、
【こんだけ配信者が居るし、どうにでもなるやろ】
【せやぞ、カナリアちゃん とユウキ君の尊い おねショタを見る方が重要やで】
【うーん このw】
今回の仕様を説明するアリサ支部長の言葉を聞き、何気なく呟くと鷹樹が訝しみながら言い、ユウキはヤル気を滾らせている
「さて 皆さんには1層から3層を攻略して貰う事になりますが、各層のチェックポイントを経由して貰い、ゴールする前のタイム そして道中で遭遇したエネミーを撃破した数を集結したポイントで競っていただきます、エネミーの出現数は一定なので ご安心ください。注意すべき点は 撃破ポイントよりタイムアタックの方が獲得ポイントが高い事にあります」
「ん? なんか 物凄く重要な事を説明し始めたなぁ アリサ支部長」
「ルール説明で重要じゃない事あるか?」
「ないっすね」
【カナリアちゃんw】
【流石にルール説明は聞こうね? カナリアちゃんw】
【マイペースが過ぎるw】
アリサ支部長のルール説明を話半分で聞いていると、なんだか重要そうな説明を始めたので、少し集中してきく事にし 呟くと 鷹樹とユウキ そして視聴者からツッコミが入る、無念
今回のルールは、全3層の各チェックポイントを経由しゴールを目指すタイムアタックで、道中にエネミーが出現し 撃破するとポイントになる
しかし、早くゴールすればするほどに高得点が付与される為、撃破ポイントを得るより早くゴールする方が高得点となる、つまり如何に早くゴールする為に撃破するエネミーを選定する必要がある訳だ
前回、前々回の上位陣のタイムは数秒差とか コンマ数秒差とか、そんな具合だったから 撃破数 1体の差で順位が変動するかも知れない
まぁ僕は上位入賞を目指している訳では無いから気にしなくて良いけど、ガチ勢は気にするポイントだろうね?
「強襲は、俺達向きだな」
「そうだね?」
「確かに、そうですね」
【アタッカーしか居ないパーティw】
【カナリアちゃんはバッファー兼任やぞ?w】
【まぁ今日参加してるパーティの殆どは、そうじゃね?w】
【確かにw】
流石は僕と血を分けた兄と言う事もあり 実に脳筋な事を言うので同意する、僕達なら突撃力に不安はない
魔弾でのサポートが出来る様になった僕は、遊撃で立ち回れば良いからね?