前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
小踊りしそうな
すると、今まで・・・前世を含めても味わった事のない至高以外に形容出来ない味が口の中いっぱいに広がり、幸せを感じる
「美味しい?」
「とても!!」
「そう、それなら良かったわ」
「よしよーし」
【めっちゃ幸せそうな表情やなカナリアちゃん】
【うむ、かわいいの権化】
【てぇてぇ】
【これは、おねロリ】
ケーキを食べて幸せを感じている僕を左右から撫でてくる紗夜と篁の様子を見て、そんなコメントが流れているのがチラッと見えたが、僕は今ケーキを食べるので忙しいので、見てない事にしよう
そんな訳で2人に撫でられながらケーキを時間をかけて半分程まで食べた頃合いに紗夜が口を開く
「ねぇ?カナリアちゃん、お願いがあるのだけれど」
「お願い、ですか?」
紗夜から紙袋越しに真剣な眼差しを感じ、一旦フォークをケーキ皿の縁に立て掛けて彼女の方を向き、未だ僕の頭を撫で回す篁を無視して紗夜に聞き返す
「私達、出会って それなりの時間が経ったじゃない?」
「そうですね? 多分3ヶ月ぐらいでしょうか?」
「そうね、そろそろ
「・・・え??」
【CEO唐突過ぎってか、ライブ配信でピー音入ったぞ、すげーw】
【どんな技術してんだステラ・アークw】
【ライブ配信でラグ無しでピー音入れるとかヤバすぎw】
どんなお願いが出て来るか僕が構えていると、予想外のお願い? が飛び出してきて困惑してしまう
さて、どう答えたものか・・・うーん
紗夜は僕の先輩であり雇い主である、これは変えようの無い事実であり僕は目上の者には敬意を払う様にしている
だから、身内以外には基本的に目上の人には さん付け&敬語で話すのだ
「ほら、
「そうだった、押し強いんだった、拒否権無いやつだ」
「あ、ズルいっすよお嬢、私も
「増えた〜」
【CEO押し強ぇwww】
【カナリアちゃんに逃げ場無くて草】
【スタッフも便乗しだしてカオスw】
【おねロリ てぇてぇ】
左右から紗夜と篁に迫られ僕は困惑し、もう流される道しか残されて居ない気がする
正直、本人が望むなら そう呼ぶのが良いかも知れないが、本当に押しが強い
「分かりました、分かりましたから、少し離れて下さい、圧が凄いです」
「あら、ごめんなさいね?」
「カナリアちゃんは可愛いなぁ〜」
【まぁ折れるわなぁw】
【俺達は何を見せられているんだw】
【よく分からないが、てぇてぇ からヨシ】
2人に距離を空けて貰う事で圧が薄まり一息つき
「では今後は
「ふふ、敬語じゃなくても良いのよ?」
「お嬢だけ ちゃん付けは、ズルい、私も〜」
「
「うぇぇ〜〜」
そんな篁 改め
うーん、悪い人では無いのだけどね? うん
なんだろう、扱いが鷹樹に近い気がする・・・うん、ある意味で紗夜より精神的に距離が近いんだな、多分
そんな自己分析して新事実に気付いてしまったのだった
「ふふ、ご愁傷様ね?
「なんすか? 勝ち誇った顔しやがってぇぇぇ」
「なんだ、コレぇぇ」
【スタッフが地団駄踏み始めたぞw】
【画面越しの俺等でも分かるは、紙袋の中で勝ち誇った顔してるのw】
【カナリアちゃんが宇宙ネコにw】
この場合、紗夜が大人気ないのか、渚が大人気ないのか、どちらだろう?
うん、両方だな、きっとそうだ、めいびー