前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
2人のフォローが出来る位置まで移動を開始すると、シュネー レプリカが動き始め長刀に手を添えるのが見え
「構えた・・・気をつけて 2人共」
「ユウキ、もうアチラさんの射程だ 気を抜くなよ」
「押忍!」
【さてさて何が出るやら】
【ほぼ棒立ちで軽く長刀に手を添えているのは気になる】
【なんで長刀を抜かないんだ?】
シュネー レプリカの得物は刃渡2mの長刀、本来ならば抜刀して構えるのが普通の行動だ、しかし彼女は納刀した状態で ほぼ身動きもしない それはつまり、彼女は居合を放つ つもり と言う事かも知れない
そしてユウキと
「鷹ちゃん!! キツイだろうけど、ユウキ君を回収して!」
「ったく、兄使いの荒い妹だぜ」
「はい、すいませんね!!」
【今、何が起こった?】
【まばたき の間にユウキ君が倒れて、鷹樹の左腕がナイなった】
【なるほど、分からん】
僕はシュネーレプリカに牽制射をしながら鷹樹へユウキを回収する様に言い、鷹樹は軽く愚痴りながら腕を拾い袖を噛んでユウキを回収しに行く
全く困った長男だ、利き腕では無いにしても腕を切り飛ばされてるのに普通に会話して、落とした腕を拾うなんて胆力が凄い
まぁ 我が家の偉大な長兄の事は一旦 放置して、今はシュネーレプリカの事に集中しないとね?
間違いなくシュネーレプリカが何かした、と言うか 攻撃してきたのは確定だろう、問題は 何をしたか分からない事かな?
とりあえずスモークグレネードを3つ程 投げて煙幕を張り、シュネーレプリカから距離を取り 鷹樹と合流する
「お疲れ様、大丈夫?」
「ダンジョン仕様で痛覚抑制入ってるから大丈夫だ、問題はユウキだな」
「そうだね」
「すみません、利き腕と右脚 を持って逝かれました」
「うぅん、気にしないでユウキ君」
【神速の居合、かな?】
【間合いが広かったなぁ】
【長刀の3倍以上は距離あったのに】
鷹樹と合流し会話を始めるが ユウキは戦力として数えられない、何せ右腕と右脚を切断されて物理的に無くなっているからね
「さて、多分 シュネーレプリカは魔法を使ってない事は確定かな? 問題は、あの長刀が魔武器か否かで 色々変わる事かな? 」
「だな? あと斬られた感じ、刃物じゃねーな? 切れ味が良すぎるから・・・多分、単分子ワイヤーとか その類いだろうな」
「単分子ワイヤー? それって・・・暗器使いが使う暗器だよね?」
「そうそう、いわゆる鋼糸使いとかワイヤー使いとか そう言う奴だな」
「なるほど、通りで反響定位に反応が見えない訳だ」
【長刀はブラフだったか】
【射程は最低でも8mは有る訳か、厄介だな】
【ダンジョン仕様さまさまだな、グロくない】
【暗器使いが、待ちの体勢なのは不可解じゃね?】
【確かに】
とりあえず、左腕を拾ってきた鷹樹の腕をくっ付ける為に治癒魔法をかけながら作戦会議をした結果、どうやら単分子ワイヤー系の攻撃だと言う事が分かった
問題は、攻撃の正体が分かったと言っても 対処が出来るかは別の問題である事だったりする
間違いなく、僕の銃撃ではシュネーレプリカを仕留める事は難しい、当たらないしね?
時間は掛かるけど、やはり広範囲に効果を出す レインメイカーか聖歌を歌うしか無い?
間違いなく倒せはする、するけど 倒し切るまでに僕達が無事でいられる保証がない、流石にシュネーレプリカもバカでは無いだろうしね?
レインメイカーで鋼糸が水を吸って動きが鈍ったりしないかな? ワンチャン 無い?