前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
なんなかんやモンスターがカメラドローンを積極的に狙わない理由を理解し、今回 破壊されたのは
「それじゃぁパーティ全員が乙った事でチャレンジ失敗となったから、入賞とか無いし 感想戦に入る事にしよう」
「そうだね? この後は 見守るだけだもんね」
「そうっすね? ダラダラと配信続けるよりは良いですね」
【確かに感想戦が有ると助かるな】
【映像も途中から無かったしな】
【カナリアちゃん の体感も必要だしな】
「今回のレプリカは強かったな?」
「確かに、まさか会話が出来る程の強個体とは予想していなかったよ」
「確かにな?」
【カナリアちゃんがリスポーンした時の相手も強かったなぁ】
【
【カナリアちゃんって意外と搦手に弱い傾向がある?】
喋ると喉が渇くだろうと思い 聖水を取り出して2人に手渡し 僕も聖水に口をつけて飲むとユウキが少し不思議そうな表情をし
「喋ると強いんですか?」
「そうだね、喋る程の知性を有しているのは、僕達 配信者や探索者と同様に状況判断し戦略的な行動が出来るって事」
「つまり 人型で流暢かつ感情豊かな個体程 強い可能性がある、だから 俺達は良く 『見た目で判断するな』 と言うだろう? 」
「それは、見た目が幼くて未成年にしか見えない長命種の人達が居るから、じゃなくて そう言う事も含まれているんだよ」
「なるほど、勉強になります」
【なるほど、確かに喋る個体=強個体って漠然と思ってたけど、理解できた】
【カナリアちゃんと鷹樹が言う様に、会話可能って事は そう言う事だもんな、理解】
【説明助かる】
ユウキの疑問に可能な限り丁寧に説明をすると、視聴者も説明に納得してくれたのか 理解をしてくれた様なコメントが流れてくる
ダンジョン関係って、割と適当な所があって 『ダンジョンだし、こう言う仕様だろう』とスルーして 特に調べたりしない事が多い様に思う、まぁダンジョンが摩訶不思議な場所である事が原因なんだろうけど
「あのレベルのボスが、たかだか3層で出現する筈無いからなぁ どうにも勝つのは難しかったな」
「オレ達と相性は良くなかったですね」
「どういう理屈かは分からないけれど、僕の岩塩弾は全部 回避か鋼糸で防御されてしまったからね?」
【カナリアちゃんの強みが封じられちゃったか】
【遠距離攻撃が通じないのは痛いなぁ】
【これまで外皮が硬いとか、鎧を着てるとかは有ったけど、純粋に攻撃を無効化してくるモンスターは初めてだな】
【それは確かに】
僕の渡した聖水を飲み感想を言う鷹樹とユウキに続き、僕も感想を述べる
確かに、これまで遭遇したモンスターとは一線を画していた様に思う、圧倒的に技量の差が生じていたし、鷹樹の言う通り 高々3層のボスとして出現して良いレベルでは無い
僕が初めてリスポーンした際の階層は推定160層、しかも立花博士達は言葉を発していないので、彼女達より高位の可能性もある
まぁ単純に、会話する気が無かっただけの可能性も充分あるから何とも言えないけれども
それにシュネーレプリカが言っていた 事も少し気になる、彼女は『既に通った道』と言っていた、それは僕と同じ事をした誰かが居たって事だろう、そこにシュネーレプリカを撃破するヒントが有るのだろうか?
まぁ再戦出来るかは分からないけれどね?