前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳で
「お前等、まだ続けるか? 一応、あと1時間は
僕の目配せに気付き、3期生3名に鷹樹が尋ねると 3名はお互いに顔を見合わせて相談をし始め
「この辺りが潮時だと思うので、終了でお願いします」
「そうか、なら模擬戦は終了だ。3期生は 集まった時みたいに整列してくれ」
3名の内1人が代表で鷹樹へ申告すると、鷹樹は模擬戦の終了を宣言し3期生を整列させ、僕に手招きし自分の方へ呼び寄せる
「えー 模擬戦 お疲れ様、今回は対人戦で経験者組も 少しやり辛かったかも知れないが、ダンジョン攻略を進めて行くと いつかは経験する事だからな、模擬戦でも経験しているか否かで結構変わると思うしな」
鷹樹は整列させた3期生を一瞥して労いの言葉を口にするが、チラチラと僕の方に視線が流れて来ている気がするのは気のせいでは無いと思う、鷹樹も その事に気付いている様で
「
「判断理由、ですか? そうですね・・・今回は模擬戦と言う事で、目的が勝利を得る事では無かった事、それと あのまま続けてもスズメさんが手加減をしている状態でも俺達にスズメさんへ決定打を与えられないと判断したからです」
十と呼ばれた青年(仮)は鷹樹の質問に対し真面目に答える、彼の説明は正しい判断をしている事が僕にも分かる
「正解だ、今回の模擬戦は あくまでも未経験者が魔武器と戦闘に慣れる事を目的にしている、だから 模擬戦に勝つ事は目的じゃない。そして現状のレベルで勝てないと判断すれば撤退する事を選択出来るか も見ていた訳だ」
「前回の2期生とは違って僕の見た目に騙されて侮る事は無かったので、充分合格ですね」
「だな、擬態解除して良いぞ」
「分かったよ、鷹ちゃん」
鷹樹は 十 の説明に対してウンウンと頷いて彼を肯定し意図を説明したので、僕も鷹樹に続いて感想?を口にすると 擬態解除の許可が出たのでハルバードを収納魔法へ収納して、いつもの聖女フォームへ換装する すると十 率いる経験者組は 『やっぱりな 』 みたいな表情をしていて、未経験者組は驚いた表情をしている
「皆さん こんにちは、スズメ 改め ステラ・アーク0期生 カナリアです。 これから よろしくお願いします」
「今回は半分ぐらいは スズメ = カナリアと気付いていたみたいだから、2期生より優秀だな? 」
「そうだね? 前回は・・・2人ぐらいだっけ?」
「確か そんぐらいだな? 」
僕は改めて3期生へ自己紹介をすると、鷹樹が軽く笑いながら言うので相槌を打つ
「多分、これから毎年 新期生を迎える度に 恒例行事になるのだろうと 思いますが、何故 こんなドッキリをするかと言うと 見た目で判断をする危険を教える為です、幸い 3期生の皆さんの中には 見た目で判断し 侮る人は居なかったので良かったです」
「前回は、凄まじく活きの良いのが居たからなぁ、
「いやだって、瞬殺するなって言われて無かったしさ? 僕も 対人戦の経験が豊富と言う訳でもないから、あの時は反響定位もオフにしていたし」
僕は悪くない、何故なら僕が悪くないのだから
そう 事前に瞬殺禁止を説明して来なかった鷹樹が悪い、鷹樹が悪いのだ メイビー