前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
なんだかフラグが立ちそうな会話をしつつ進んでいくと、比較的 高低差の少ない川辺に到達する、まぁ当たり前の様に干からびているのだけども
「あ、頭上注意 ロックゴーレムの投石が来てる」
「うむ、当たると痛そうだ」
「カナリアに お任せ」
「そうね、お願いね? カナリアちゃん」
「お願いします」
【うん、緩いw】
【カナリアちゃんなら余裕やなw】
【流石のパーティだなぁw】
反響定位に反応を感知し眼を凝らすと、僕の頭ぐらいある石をロックゴーレムが投石しているのを発見し メンバーに注意を促すと、いつもの様に防御を僕に任せる流れになり、ただ防ぐだけなのも芸がないので 障壁アンカーで石を空中に縫い止め、フロッティを背負いケラウノスを取り出し
「氷の刃よ、降り注げ・・・アイシクルレイン」
「おー、スパッと行ったな」
「だいたい200m先の相手に当てられるのは、なかなか凄いね」
「流石はカナリアちゃんね」
「流石ですカナリアさん」
【登場頻度は低いけど、やっぱりケラウノスってスゲェや】
【補助道具を使って漸くだからなぁ、カナリアちゃんも大変やな】
【カナリアちゃんって、何気に器用よなぁ】
ケラウノスで氷の刃を降らせる魔法を使用してロックゴーレムを撃破すると、相変わらずハードルの低いメンバーから賞賛される
誰でも出来るとは言わないが、僕より凄い人は 幾らでもいるから こんなに褒める必要は無いのだけど、言った所で無駄だろうから放置しておく事にしよう
そう言う訳でロックゴーレムを無事に撃破が出来たので、攻略を進めていると
「イーグルアイよりハミングバード、貴公 進行方向距離800に中規模のデザートリザードの群れを発見、注意されたし オーバー」
「こちらハミングバード 情報感謝する、実地実験としてブルーバードによる支援攻撃を要請、オーバー」
「ハミングバードより要請、支援攻撃を受諾 30秒後、火砲による砲撃を開始する オーバー」
「要請受諾感謝する、ハミングバード アウト」
【おん? なんだ?】
【急に何か始まったな?】
【聞いた覚えの無い名称が出てきたぞ?】
どうやら僕がロックゴーレムと遊んでいる間に キュクノスの方は準備が終わっていたらしく、
さて、一連のやり取りに視聴者は置き去りにしてしまったから、説明はしないとね
「今のは、配信開始時に説明した実験の為の会話です。詳細は伏せますが、コードネームが有り 僕がハミングバードと言う奴です」
「そろそろ30秒ね」
「だんちゃーく・・・今!!」
「やはり火砲は良いな? この腹の底に響く衝撃波が堪らぬ」
「スゲェな、火砲って」
【なるほど なるほど】
【凄い地響き】
【ワカモ氏w】
【いや、冷静か?w】
僕が説明をしていると、あっという間に30秒経過してしまって火砲の着弾した音が僕の耳に入る
今のは、完成披露して貰った時には搭載されてなかった大口径の滑腔砲かな? うーん、どうせなら目視で見ておけば良かったかも知れない
「イーグルアイよりハミングバード、ブルーバードの支援攻撃の結果 8割を撃破出来た模様、オーバー」
「こちらハミングバード、支援攻撃に感謝する アウト」
「大雑把に群の8割撃破出来ているなら、悪くない成果だな」
「そうね、運用資金は
「ん、楽」
【また新しい組織が誕生してて草】
【金を持ってる同盟なんは理解したw】
【コスト無視の無限供給とかヤバいw】
イーグルアイからの報告を聞いて、初回にしては まずまずの成果に満足していると、なんか知らない間にパトロンに名称がついている事に少し驚くが、聞こえなかった事にしておこう、そうしよう