前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
ヘンリの案内で最寄りの安地へ到達し、ひとまず一旦 休息を取る事になり いつもの様にキャンプチェアを並べて ワカモの淹れてくれた お茶とシリアルバーを齧ってエネルギー補給をする
そんな訳でしっかりと休息を取りエネルギー補給も済んだので、配信を再開して 僕達は33層 攻略を進めていると
「ん? 急にロックゴーレムが生えてきたなぁ」
「ふむ、ロックゴーレムは あの様に誕生するのだな?」
「3体ね?」
「カナリアさんのアイシクルレインでしたっけ? アレで殲滅出来ますね? オレが行っても良いですけど」
【マイペースw】
【全く焦らないのよねぇw】
【100m先ぐらいか?】
干からびた川底の方から生える様に出現したロックゴーレムを見つけ、停止のハンドサインを出しながら呟くと、ユウキが僕を見て尋ねてきたので少し考え
「せっかくだし、ブルーバードの実験をしよう。 総員 IFFとストロボライトを起動、FFなんてされたら痛いじゃ済まないからね」
「了解よ」
「承知した」
「ん、了解」
「分かりました」
【なんかやってる事がミリタリーなんやがw】
【IFFとストロボライトって事は上を飛んでるのか?】
【ブルーバードって言うし、飛行物なんちゃう?】
ユウキの質問に答えてパーティメンバーへ
「ハミングバードよりイーグルアイへ 、 ブルーバード運用試験の為に 再度援護攻撃を要請、オーバー」
「こちらイーグルアイ、ハミングバードの位置情報を取得した。要請を受諾、攻撃対象の座標を指定されたし オーバー」
「ハミングバード 座標指定の件 了解した、発煙弾にて支援攻撃対象を指定する、確定次第 攻撃開始求む オーバー」
「指定方法 了解、ブルーバードも待機中 幸運を。イーグルアイ アウト」
【ワクワク】
【さてさて、次は何が見れるかな?】
【楽しみですわ〜】
イーグルアイと連絡を取りながらパーティメンバーにジェスチャーで、僕の後ろへ整列する様に伝えつつロックゴーレムへ座標指定用の発煙弾を魔弾で生成し、撃ち出してロックゴーレムに当てると赤い煙が上がり始めたので、僕は念の為に多重障壁を展開して パーティメンバーをスッポリと覆って万が一に備える
「わぁ〜 凄い、流石はミニガン 見事にバラバラになったね」
「このバイオームのロックゴーレムは、そこまで硬い部類では無い様ね?」
「ロックと言っているが、厳密には泥岩に近いのかも知れぬな? 川底の付近から生えてきおったし」
「実験結果としては、まずまず なんじゃねっすか?」
「ん、じゅうぶん な成果」
【ロックゴーレムがバラバラになったと思ったら、えらく長い発射音がしたぞ?】
【え? ミニガン? って事は 上に飛んでるのが撃ってるのか?】
【エンジン音をマイクが拾わないぐらい遠くに居るんかな?】
【だとしたら、かなり遠くにいるな】
僕が万が一に備えた直後に、ミニガン特有のヴヴヴヴと言う繋がった様な発射音が鼓膜に届き、瞬きの間にロックゴーレムを粉砕して魔力素子へと還してしまう
思ったより精度が高い様なので、結構 便利に使えるかも知れない
ロックゴーレムに通用するなら、デザートリザードやデザートアント等にも通用するって事だからね、これは良い結果だと思う
「ワカモ、回収お願い」
「うむ、任せよ」
「あとは蟻にも有効か知りたいですね?」
「そうだね? ユウキ君の焼却も 僕のレインメイカーも 燃費が良い訳では無いからね」
【やっぱ大出力なんだなぁ】
【そりゃそうだ、数百単位の群を殲滅する訳だしな】
【ぜひもなし】
多重障壁を解除してワカモへ魔石の回収をお願いすると、ユウキが そんな事を言うので、彼女に同調し 願わくばブルーバードの火力で ある程度は数を減らせる事を祈る
規模が規模だから、燃費に難ありだからね、うん