前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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73. ぷれぜんと ふぉ かなりあ 2

 

 

(なぎさ)に少し怒られた後もプレゼント開封の儀を続けているのだが、減ってる気がしないのは、きっと錯覚だろうけど多くない?

 

 

プレゼントを贈ってくれた視聴者の多さに感謝しつつも、多さに少しの疲労を感じてきている、そんな僕の前に段ボール箱ではなく小型のアタッシュケースが置かれる

 

 

「アタッシュケース、ですか? これは・・・」

 

 

「ケースが頑丈そうだよねぇ」

 

 

「それだけ、重要なのかも知れませんね」

 

 

アタッシュケースに触れると、見た目通り金属製の様で冷んやりとした触り心地をしているのを感じつつロックを外し開けて中身を確認する

 

 

そこにはハンドガンが1挺とマガジンが3本、恐らくマガジン3本分の弾薬が封入された箱が入っていた

 

 

「こ、これは・・・」

 

「ど、どうしたの? カナリアちゃん? カナリアちゃん??」

 

「 .45ACP弾を使用するM1911をベースに小型化し近接戦へ特化させたコンペンセイター兼用ストライクフェイスを標準装備したハンドガン・・・デトニクス・コンバットマスターじゃないか!! やっふー」

 

 

「か、カナリアちゃん? カナリアちゃん??」

 

 

ハンドガン本体を手に持ちマガジンが刺さっていない事を確認してからスライドを引きチャンバー内にも装填されていないのを確認してから、各部を確認しながら独り言を呟きテンションがブチ上がる、渚が戸惑っているが気にならない程、僕のテンションが高まる

 

 

「あぁありがとうございます、トレンチガンを使う僕のスタイルに合わせて近接戦想定に選んでくれたんですね」

 

 

「やっべ、全然分からないや」

 

 

「C.A.Rシステムを習得しないと、あぁ楽しみだなぁ」

 

 

「あー聞いてないねぇ〜」

 

 

なんだか渚が生暖かい目を向けてきてる気がするけど、気にしないで僕はデトニクス・コンバットマスターの感触を確かめる

 

 

そんなこんなそれなりの時間を使い満足した僕は一旦アタッシュケースへ仕舞い

 

 

「お待たせしました、渚さん 次をお願いします」

 

 

「次はコレ、だよ」

 

 

「金属製の箱?ですね」

 

 

「そうだね」

 

 

薄緑色の長方形の箱と正方形?な箱が僕の目の前に並んでいる

 

「なんか、この2つはニコイチのセットみたいだね?」

 

「そうなんですか? とりあえず開封していきますね」

 

 

とりあえず正方形の方を開封すると、金属製の四角くて平たい形状のコンテナに背負う為のギミックが付属したモノとナニカを誘導する為の平たいスケルトンチューブみたいなモノが入っていた

 

 

「迷彩柄ですね」

 

 

「そうだね」

 

 

正体が何かを図りきれていないが、多分 火力こそパワーみたいな脳筋の類いだろうなぁ とは何となく理解しているので、長方形の方を開封すると

 

 

「Mk48軽機関銃? ん?」

 

 

「カナリアちゃん、そのチューブみたいなヤツ、給弾口に接続出来るっぽくない?」

 

 

「・・・カッチリハマりますね」

 

 

渚の指摘にコンテナ(仮)から伸びるチューブ(仮)をMK48軽機関銃の給弾口に接続してみると、ジャストフィットする

 

つまりこれは膨大な弾薬を使い敵を蜂の巣にする脳筋パワープレイする為の銃火器な訳だ

 

 

「あ、機関銃の蓋裏に名前書いてあるよ? えーっと・・・アイアンマン弾薬バックパック、だってさ」

 

 

「名前からして強そうですね」

 

「そうだね」

 

 

コレを使えばゴブリンの群れ相手にも優位に立てるかも知れない、でも・・・

 

 

「使い所は限られてしまいますね・・・重いし、弾代が凄まじい事になりそうです」

 

 

「それは確かに・・・入ってたスペック表を見るに最小値が500みたいだね、えーっと・・・約5万円かな? 大体」

 

 

「思った程でも無いかもですが・・・調達にも少し手間がありますね」

 

 

「奥の手ではあるかもね」

 

 

重くてろくに走れないだろうアイアンマン弾薬バックパック装備は奥の手として使用する事を決めた

 

 

僕のスタイルは、回避型なのである

 

 

 

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