前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
楽譜を読めないシャナに解釈一致と思いつつモニター越しに演奏風景を見ていると、控え目な2曲と言う数なので 10分足らずで
「それじゃぁ行こうか」
「そうですね」
三つ子がステージを降りて行ったのを確認したヘンリが言ったので、僕はローレライを展開してステージ衣装へと換装する、ちなみにヘンリは既に着替えが済んでいるので安心して欲しい
便利な魔法を使い、楽器等を入れ替えて貰い 僕達がステージに上がると フラワー・カラーズが場を温めてくれた お陰か歓声が聞こえくる、ありがたい
「みなさん こんにちは ようこそ 我がクラスの催し物へ、僕達は臨時で組んだバンドですので、拙いかも知れませんが どうか ご容赦ください」
「その代わりに精一杯 頑張るから、最後まで聞いて行って欲しい」
スタッフ役のクラスメイトからマイクを貰い 挨拶をすると、歓声がより一層 大きくなる、この分だと 同盟会員が大分 含まれていそう と言うか含まれているだろう、なんか見覚えの有る子が チラホラ見えるし?
それはそれとして、相変わらず
確かに僕も 大抵の事は対処出来るけど、やはり軽量コンパクトボディだと難しい事も有るからね、うん
そんな訳で ヘンリへ目配せすると、彼女がバンドメンバーへ合図を送り 演奏が始まる、今回 僕達が披露するのは3曲 それも完全新曲を3曲だ
結構 時間がカツカツで大変だったけど、案外 僕もやれば出来る子だったらしく、どうにかなった ので良かった 本当に良かった
「ふぅ・・・1曲目でした、僕とヘンリさん のデュエット曲で 物販でCD販売していますので、お気に召した方は 良かったら ご購入していただけると幸いです」
「運が良ければ、カナリアか ぼく の書いたサイン入りのCDを入手出来るかも知れないね?」
1曲目を歌い終わり、軽く宣伝をするとヘンリが そんな事を言ったので、そういえば バンド練習した後に休憩スペースで休憩していたら ヘンリにサインを書かされた事を思い出す、確か歌詞カード4枚ぐらいに書いたんだっけ? 後年 プレミア価格が付いたら嬉しいな
そんな身も蓋もない事を思いつつ2曲目を歌い始める、1曲目と違い 少し激し目の曲調で、3曲の中で1番 覚えるのが大変だった。これで楽器まで覚える事になっていたら、準備期間が約1ヶ月では全く足りなかっただろう と言う確信がある、控え目に言って 最低でも1年は欲しい所 と言うのが正直な気持ちだ
それから2曲目 ・ 3曲目と無事に歌い切り、惜しむ声を聞きながら僕達は控え室(仮)へと引き上げ
「ひとまず 朝の部が無事に終わりましたね」
「ん、お疲れ様カナリア」
「ありがとうございます、ヘンリさんもお疲れ様です」
「ありがとうカナリア」
3曲連続で歌って軽く喉が渇いてしまったので 聖水を取り出して喉を潤し呟くと、ヘンリが労ってくれたので 僕もヘンリを労うと、ヘンリは いつものように僕の頭を撫でてご満悦な表情をしている
それはそれとして、僕達の出番が一旦 終わり 次の昼の部まで2時間程の自由時間が与えられたので、ヘンリと共に学園祭を見て回る事になり、更にご満悦な表情をしてる、まぁ機嫌が良いなら良いか
そんな訳で 制服へ換装してからクラスメイトに声を掛けてから一旦 教室を離脱して、鷹樹の半分ぐらいしか腕が太くないが舐めプして圧勝するぐらい強いマイマザーを引き連れ、ヘンリとの珍道中を開始する
うん、まぁ いつから居たのか分からない母だが、ヘンリと同じ様に ご満悦な様子で、良かった
いつものレディーススーツではなく、ハリウッドセレブのオフコーデみたいな服装だから、今日は有給が取れたのだろう 良かったね マイマザー