前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
それから本鈴が鳴り、各々が自席に戻ると同時に2年連続で 我がクラス担任になった
「いよいよ 始まるかぁ」
「ん、今回は通訳役が2人いるから、最悪 はぐれても生存の確率が上がる」
「そうですね」
つつがなく HRも終わり、それなりにクラスが多いのでバスへ乗り込む時間が決まっているので、例に漏れず
僕とヘンリはエルトラント共通語を不自由無く使用出来るし、探索者登録もしていて万が一 はぐれたり トラブルに巻き込まれても どうにでもする事が出来る、ギルド証が有れば 仮に街中でトラブルに巻き込まれて魔武器を展開する事になっても 許されるからね、うん
現金は少ないけど、国際ブランドのデビットカード そして満18歳になった事で 最強の
そんなこんな班員で雑談をしていると、僕達のバスへの搭乗時間になったのでヘンリの膝から降りてゾロゾロとバスが停車している校門広場へ向かい、キャリーケースを収納魔法から取り出して搭乗員の人に渡して積み込んで貰い、バスへ乗り込んで手頃な席に座ると ニッコニコのシホが僕の隣に着座する、先程の
それからバスに乗り込み数分して無事に発車し、窓の外の景色が流れてゆくのを見て
「去年・一昨年と出発の時はニナちゃんだったなぁ、ニナちゃん 大丈夫かな? 」
「そうね・・・HR前の様子を見る限り、微妙な所かしら?」
「そうだよね・・・一応、香袋の新調してニナちゃんの班員の子に渡したから、最悪ダメになって動かなくなる事は無いとは思うけど・・・」
「私も香袋欲しいわ」
「シホちゃん?」
車窓から外を見ながら呟き、ニナが大丈夫か心配と言う会話をしていると シホが 急に我を出して来たので 彼女の方を見ると、その眼は冗談ではなく本気だった、そんなに欲しいのかな?
香袋の原料は、その辺りで購入出来たり 僕から調達出来るから 作ろうと思えば作れはするけど、誰かに手伝ってもらわないと大変になってしまうんだよね
「香袋を作るのは構わないけれど、材料調達が今は無理だから 今度で良いかな?」
「えぇ、構わないわ。貰う側だし文句を言ったりしないわよ」
「世の中には、貰う側だけど 文句を言う人がいるんだよ」
「そうなの? 控え目に言ってカスね」
「シホちゃん?」
「おっと 流石に口が悪かったわね」
そんな訳で急に口が悪くなったりしたシホと 他愛ない雑談をしていると、いつもの最寄りの国際空港へとバスが到着し、順番よく下車して受け取りキャリーケースを回収して班ごとに集結後に先生の先導で空港内を移動する
なんやかんや高校生になってから頻繁?に利用しているせいで真新しい所も無く搭乗カウンター前に到着し、前回 同様 班長であるハジメが搭乗券をメンバー分回収してきてくれ、先生の指示に従い班ごとに搭乗手続きをし、キャリーケースを預けていく 慣れた物だよねぇ
そんな事を考えつつシホと並んで班の再集結を待っていると、数分足らずで再集結が完了し 紛失防止の為に収納魔法へ搭乗券を収納して、ハジメを先頭に空港内を軽く散策する事になった
この最寄りの空港には 結構来てるけど、まだ全部を見れていない気がするから まだまだ真新しい発見が有って それなりに楽しい
そんな訳で平日とはいえ、国内・国際線が有る為 人がひしめいているので人波に飲まれて流されない様に気を付けて歩く
下手に逸れたら合流が難しそうだからねぇ、僕って 軽量コンパクトボディだからね、うん