前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳で去年・一昨年と来店しているカフェで、甘いカフェラテを購入して離着陸の見える席に陣取り 離着陸の様子を見ながら甘いカフェラテを飲んでいると、後ろから抱き締められ 後頭部に母性の感触を感じる
「此処に来たらカナリアちゃんに会えると思って来たよ〜」
「そっか、動けてて良かったよ ニナちゃん」
「ニナちゃん、嬉しいのは分かるし 私もカナリアちゃんの温もりを感じたいんだけどさ? 最低限の条件はクリアしないとだよー」
「ミコトちゃん、ごめんだけど 私の分もお願い出来る? 代金は後でアプリ使って送金するから」
「仕方ないな〜 貸しだぞ〜」
反響定位で背後から忍び寄ってきていた人物が誰か分かっていたので、されるがまま抱擁されつつ母性の柔らかさを感じていると、ニナの班員であるミコトがニナをたしなめてくるが、ニナは僕から離れたく無いらしく ミコトにお願いしている、やはり いつメンだし それなりに仲が良い
「ん、仕方ないから 今はニナにカナリアを譲ってあげよう」
「そうだねー」
「ぜひもなし」
「ははは・・・」
甘いカフェラテを飲みながらニナの気が済むのを待っていると、ヘンリが ややドヤ顔で言ってきてハジメとシホが同調したので、僕は愛想笑いを浮かべおく、ちなみにナナは無口な娘で あまり喋らない子だったりする
基準で言うと
その後、ミコトが2人分のカフェラテを持って現れ その後ろからムツキも何かトッピング過多なカスタムメイドなコーヒーらしき物を持って現れて、僕は その異様なカスタムコーヒーを二度見してしまう
「む、ムツキちゃん? なんだか凄いね?」
「いやぁ 昨日 ヨウツベで見た動画で有ったんだよねぇ」
「あー いわゆる マシマシ注文って奴? カスタム費で結構するんだっけ?」
「そうでも無いよ? まぁ普通に買えばミドルサイズが2個ぐらい買えるかもだけど」
「・・・僕は、普通の甘いカフェラテで良いかな」
「ん、ぼく もカスタムしないで良い、その分 ドーナツとかクッキーを買う」
「此処のスコーンが美味しいんだよねぇ〜」
他愛ない会話をしつつ、ムツキのマシマシカスタムに触れたりした後、ヘンリからドーナツの一片を餌付けされたり、ミコトからスコーンの一片を餌付けされたりする、美味
「普段、カフェとか行かないから なんか新鮮な気がする」
「確かに、カナリアも ぼく も あまり こういう場所には来ない」
「山中にある個人経営の喫茶店とか、山を2つ 超えた先の個人経営のカフェとかには良く行くんですがね? ははは」
「ライダーの定めだね カナリア」
「そうですね、ヘンリさん」
「ツーリング先でって事か、なるへろ」
甘いカフェラテを飲みながら呟くと、ヘンリが同調してきたので 彼女に合わせて呟き笑うとウンウンとヘンリが頷き、ニナが納得した様に頷く
「なんだっけ? 目的と手段が逆になってるんだっけ?」
「ん、その通り。 ライダーは ラーメンを食べに行く為に バイクを走らせるんじゃない、バイクを走らせる為にラーメンを食べ行く生き物」
「全く もってその通りだから否定出来ない、とにかく理由を作ってバイクに乗るのがライダーって生き物だからね、実際 僕も徒歩で30分ぐらいだけど毎日 z125proを走らせて登校してるし」
「ぼく も基本的にはyzfr25で移動してる、車より小回りが聞くし便利」
「うーん、そこまで行くのかぁ」
「カナリアちゃんとヘンリちゃんが特別と言う訳では無いんだよね?」
「一般ライダーの習性」
「そっかぁ」
ハジメが思い出しす様に呟き ヘンリが頷いて説明し、僕もウンウンと頷きながら言うと ヘンリも僕に同調してきたので、彼女も順調にバイク沼に漬かってきている様で僕も嬉しい
そんな事を思っていると、今集結しているメンバーでは少数派なライダーの1人ナナが三日ぶりぐらいに静かに喋る
今度、ツーリングに誘おう