前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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745. 第3次 修学旅行 ・ 出発 3

 

 

その後も他愛ない会話をしてから ゾロゾロと移動して金属探知機のゲートを潜り待合ロビーへ侵入する

 

それから搭乗時間まで少し猶予があったのでメンバーに声を掛けてから用を足しに行って戻ってくると、4人が再び くじ引き大会をしていたのが見えたが、見なかった事にしておく 因みにニナはムツキとミコトに両脇を抱えられて大くじ引き大会から強制退去をさせられていた

 

そんな4人 +αを見ない様にしつつ 意図的に備え付けのテレビに流れている天気予報を眺める

 

 

「晴れっぽいかな?」

 

「カナリアはイオンにも愛されているから、修学旅行中に天気が崩れる事は無い」

 

「いやいや、流石に そこまでは無いと思いますよ? 確かに そうだと嬉しいですけど」

 

「ん、今ので確定した。いわゆる言霊」

 

「えぇぇ・・・」

 

 

日本とオーシアの時差と搭乗時間の計算が面倒だけど、ザックリ到着時間が昼頃になると予想し、天気予報の気象図を見て呟くと ご満悦のヘンリが僕の横に立って言って来てドヤ顔でコロンビアをして勝利を主張していたので 軽く振り返って残り3名を伺うと 見るからに肩を落としていた、そんなに落ち込む事なんだろうか?

 

アレかな? 修学旅行という特別感増し増しのイベントだからかな? 毎度の事だけど、君達 飽きないね?

 

そんな事を考察していると搭乗開始の時間になったのでグループ毎に並び、先生の指示に従い航空機に乗り込む

 

窓側の2人掛けの席と内側 3人掛けの席が有ったので、なんとなく窓側席の窓側に座ると、ニッコニコのヘンリが意気揚々と僕の隣に座り、他3人は未だ 少し悔しそうにしている

 

そうこうしてる内に離陸の時間になり、相変わらず付けるのに苦労するシートベルトをどうにか装着する、本当にコレだけは何回やっても慣れない

 

それから離陸特有の浮遊感を味わい、無事空港から飛び立つ事が出来た航空機は一路オーシアへと飛翔する

 

 

「さて あとは到着を待つばかりっと」

 

「3時間ぐらいだね」

 

「そうですね」

 

 

窓の外をボケェっと眺めながら呟くとヘンリが反応してくれたので相槌を打ち

 

 

「ツーリング企画で、国外遠征をするのも有りかもですね」

 

「確かに有りかも知れないね、手続きが有るけど」

 

「まぁ そこはお察し と言うことで」

 

「ぜひもなし」

 

 

ふと思い付いた事を口にすると、ヘンリは前向きな事を言ってくれ 面倒くさい事が確定している手続きについて触れてきたので、仕方ないと暗に言うと肩をすくめて言う

 

 

「ベルカやオーシアなら読み書きも含めて不自由しないですし、悪くないてと思うんですよね」

 

「ん、カナリアの言う通り 充分なアドバンテージがあると思う、問題はメンバー」

 

「メンバーか・・・紗夜(さや)ちゃん のスケジュールを押さえられるか否かは結構シビアな所かもなぁ・・・」

 

「最低でも鷹樹(たかき)を用意する必要がある、見た目で牽制になる。鶖斗(しゅうと)ならなおよし」

 

「鷹ちゃん や お父さんをですか? 鷹ちゃんは兎も角、お父さんを招集するのは少し手間が必要かも知れないですね」

 

「もちろん理解している」

 

 

僕の言葉にヘンリは頷き、メンバー選考について口にしたので 紗夜のスケジュールを押さえる事が難しそうだと言うと、ヘンリが鷹樹や父をメンバーに入れるべきだと言う

 

まぁ理由は何となく理解は出来る、何せ 見た目だけなら か弱い少女に 美少女だもの、間違いなく 良からぬ事を企む輩が生えてくるし、トラブルが発生する

 

そのトラブルを未然に防ぐ為にボディガード役が必要と言う訳だ

 

ガチムチが2人も居るグループに、ちょっかいをかけるバカは そうそう居ない筈だからね? うん

 

仮に居たら、その時は暴徒鎮圧用の岩塩弾を撃ち込んで悔い改めて貰うだけの事だ、それでも悔い改めなかったら イオン様 が天罰を下してくださる筈だしね?

 

まぁとりあえず国外に行くより先に 国内企画を立てようかな? まだまだ行ってない場所も多いしね

 

 

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