前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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759. 第3次 修学旅行 ・3日目 5

 

 

そんなこんなで ハジメが行く予定だったカフェの方向が一致していたので ひとまず 其方へ進むのだが、決して僕の隣を譲らないヘンリとシホの意地はなんなんだろうか?

 

反響定位の感知範囲が200mなので、数分も掛からずに目的地へと到達し

 

 

「ヘンリちゃん、此処?」

 

「ん、此処。都合良く 予定していたカフェ」

 

「本当に偶然かしら? 流石に都合が良過ぎる気がするわね」

 

「確かに」

 

 

ハジメが訝しみながらカフェを見据えてヘンリへ尋ねると、彼女は躊躇わずに頷き シホも疑念の言葉を口にするが、偶然なのだろう 間違いない

 

偶然じゃないと説明が出来ないしね? ほら、わざわざ 僕達に会いに来る理由なんて無い筈だから

 

 

「時間は有限、入るべき」

 

「そ、そうだね」

 

「ごー」

 

 

ヘンリは 訝しんでいるハジメにカフェへ入る様に促し、僕達はカフェへ入店すると 明らかに人の枠を超えた強者の気配が強くなる

 

人知れず 内心ビビりながら軽く周りを見渡してみると、30代前半ぐらいの綺麗な銀髪に紅い眼をした女性と、桃色の髪で翠の眼をした二十代前半の女性が デラックスなパフェを1人1つ食べていた、うん 美味しそうだ

 

 

「あら? あらあらあら、ヘンリちゃん こんにちは」

 

「ん、久しぶり アイリ」

 

「久しぶりね、500年振りぐらいかしら?」

 

「アイリ、せいぜい2年程度だよ」

 

「あら? そうだったかしら? 歳を取ると感覚がズレて嫌ねぇ」

 

「ん、そうだね」

 

 

目の前のデラックスなパフェを食べながらアイリと呼ばれた銀髪美女がヘンリへ挨拶を返してくるが、ヘンリが流れる様にツッコミを入れる

 

と言うか、桃髪の方に見覚えしか無いのだけど、なんで王都に居るんだろう? ベルケンドに居る筈じゃ? と思っていると

 

 

「積もる話が有る訳でも無いけれど、相席しましょうか。遠慮せずに座ってちょうだい」

 

「ん、お言葉に甘える」

 

「失礼します」

 

 

ニコニコとして僕達へ席を勧めてくれたので、彼女の好意に甘える事にし 空席へ座ると、音もなく店員が現れメニューを渡してくれる、なかなかやりおる

 

そんな訳でザッとメニューを流し見し、時間の都合でデラックスなパフェを食べる時間は無さそうなのて、レギュラーサイズのパフェと紅茶を注文して待つ

 

 

「一旦 落ち着いたし、自己紹介からにしましょうか。私はアイリ、装甲龍のアイリよ。こちらは娘のカノン」

 

「カナメ カノンです、よろしくお願いしますね?」

 

五月七日(つゆり) カナリアです」

 

「ハジメです」

 

「シホと申します」

 

「ナナ、です」

 

 

デラックスなパフェを食べる手を止める事もなくアイリは言い自己紹介をすると、カノンも続き自己紹介をしてきた為、僕達も流れに乗って自己紹介をする

 

桃色髪の美女は、やはりカナメ カノン ・・・若宮ダンジョン28層で戦った劣化複製体(レプリカ)のオリジナルにして、みんながよく知る 医龍 ケイネ先生の実妹、世界最強の生物である装甲龍の1頭

 

うん、勝てる気が全くしない。これは戦ったら死ぬ奴だ 間違いない

 

救いなのは、彼女達が善なる者であり 僕達に全く害意を抱いていない事だろうか?

 

 

「それで? わざわざ 私達に会いに来るなんで どうかしたのかしら?」

 

「天然記念物だから、見に来た。先生だと五月蝿いし」

 

「あらあら、我が息子ながら酷い言われ様ねぇ〜 確かにケイネは賑やかな子だけれど」

 

「兄さんは、ヘンリちゃん に何かと厳しいですからね、ヘンリちゃんの意見も致し方無いと思わなくも無いですよ?」

 

 

ヘンリはケイネ先生の肉親相手でも容赦の無い言葉を浴びせ、アイリは苦笑し カノンは ウンウンと頷いてヘンリの味方をする、ケイネ先生 凄い言われ様だなぁ

 

それはそれとして装甲龍と言う事は、外見年齢が全く当てにならないって事なんだけと、カノンって何歳なんだろう?

 

ケイネ先生の実妹って事は最低でもケイネ先生と同じ歳なのは間違い無い筈だけども、うーん 分からない

 

 

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