前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳でポヤポヤして掴み所がないアイリと
「不躾な質問になりますけど、お2人は お幾つなんです?」
「年齢かしら? そうねぇ・・・人間換算で2000は超えている筈よ? 」
「私は人間換算で45歳でしょうか? 多分」
「す、スケールが違う」
「2000年以上を生きる装甲龍、か」
「圧倒的な生物としての格を有するが故に、温厚で寛容的 な種族で のんびり屋が多い、先生みたいにキビキビ働く方がレア」
「なるほど」
ハジメが おずおず と質問すると、特に嫌な表情をする事もなく アイリとカノンは答えるが、アイリのスケールが凄過ぎて小学生並みの感想しか出て来ない所に、ヘンリが解説を入れてくれ 辛うじて相槌を入れる
「ふふ、確かに のんびり屋が多いわね? たまに昼寝の つもりで数年 寝る
「そんな装甲龍の中で兄さんは、かなり珍しい龍です。装甲龍は人に紛れて生活する事が まぁまぁ有りますが、種族問わず見る医者をしているわけですから」
「人類種の物差しじゃ測れないなぁ」
「凄い としか言えない」
スケールがデカ過ぎて なんとも反応のし難い説明をされてしまい困惑してしまう、あと実妹のカノンも まぁまぁ 酷い言い草だ
「あの、参考までにケイネ先生って何歳なんですか? 」
「確か・・・人間換算だと50歳 相当だったかと」
「まだまだ 幼龍よ、ケイネは」
「お母さんからするば、そうでしょうけれど」
「ケイネ先生もケイネ先生で、外見年齢が当てにならないなぁ本当に」
2000歳を超えているアイリ、45歳のカノン、50歳のケイネ先生、全員が全員 到底 実年齢 相応に見えず、なんともコメントがし難い
「アイリさんが説明してくれた装甲龍のイメージとして、出生率が低そうなイメージでしたけど、結構 出産スパンは短い感じなんですか?」
「出産スパン? いえ? そんな事は無いわよ? 数百年・・・大体300年前後に1度 2〜3組の
「産まれた卵は 10〜20年程で孵化しますが、同じ親から同時期に産まれた卵でも数年 孵化がズレる事があります」
「そうなのよ、だから5年ぐらい早くケイネが孵化してしまって、せっかちよねぇ〜」
ハジメが僕も気になっていた事を質問してくれ、アイリとカノンが 嫌な表情もせずに説明をしてくれ、アイリがカラカラと笑う
反応し難いが、せっかち では無いと思うのは僕だけだろうか?
「ん? と言う事は カノンさん と ケイネ先生は双子?」
「えぇ、そうなりますね? 」
「こう言ってはアレですか、あまり似ていませんね?」
「ふふ、人形態では 似ていませんが、ドラゴンフォームだと ソックリなのですよ? 鱗の色が全く違うので見分けはつきますけどね?」
「ドラゴンフォーム?」
僕の呟きに反応したカノンの肯定に、少々 遠慮なく言うと 彼女は微笑み 言うのだが、聞き慣れない単語に首を傾げてしまう
「私達は 装甲龍、つまり 今の人としての姿は仮初で 本来は龍の姿なのです、それを分かりやすく人形態とドラゴンフォームと呼称している訳です、まぁとはいえ 人類種と暮らす為にドラゴンフォームへ戻る事は少ないですがね?」
「こんな街中でドラゴンフォームへ戻ったら、迷惑だし 仕方ないわよね〜 慣れたら便利な事も多いし」
「そうですね、気に入った お店へ入れますし 野山では食べれない 美味しいデザートが沢山ありますから」
「そうねえ〜 これを知ってしまっては、野山には帰りたく無いわねぇ」
「な、なるほど」
僕の様子を察したカノンが 説明をしてくれて理解する、普通に考えたら当たり前の事だ、装甲龍はドラゴンなのだから 人の姿は仮初の姿と言う事
いやはや、まだまだ勉強不足が否めないなぉ 反省