前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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761. 第3次 修学旅行 ・4日目

 

 

それからアイリとカノンとの お茶会(仮)は和やかに進み、王都散策の時間配分的に お暇する時間となったので、2人に挨拶をして お礼に全員分の会計を大人の魔法のカード(クレジットカード)で支払いをしてからカフェを後にする、個人払いすると ヘンリや現地民のアイリ & カノンは兎も角、メンバーに通訳するのが 少し面倒くさかったしね? うん

 

それに、たまには格好付けないとね、ははっ

 

そんな訳で時間いっぱい王都散策をして、余裕を持って宿泊地であるホテルへと向かい、特にトラブルも無く夕食を食べて ワカモに髪を乾かして貰ったりして例に漏れず爆睡し、毎朝のルーティンをこなして4日目を迎える

 

 

「観光メインは今日が最後かぁ」

 

「始まりが有れば終わりが来る」

 

「そうだね」

 

 

壮絶な戦い(ジャンケン大会)に勝利したナナが僕の髪をすいて髪型をセットしてくれる、みんな なんで そこまでして僕の髪をイジりたがるのかな? 結構不思議なんだよね

 

三鶴(みつる)の様に偉大なるシスコンでは無い筈だからさ?

 

その後、見事なツーサイドアップが完成したのでメンバーと共に朝食を食べに行き、待ち伏せていたニナに熱烈抱擁され朝食ビュッフェで1日のエネルギーを確保し 出発時間となって しれっと くじ引き大会に参加しようとしたニナがムツキとミコトにより強制連行されて行ったのを見送る、あー平和だなぁ

 

それからも特にトラブルも起こらず、僕の隣を勝ち取ったシホのドヤ顔を見つつバスが走り出す

 

 

「今日は王都の西側に行くんだっけ?」

 

「そうね、国立動物園が目的地だった筈よ」

 

「動物園か〜 前に行ったのは いつだったかなぁ」

 

 

安全運転で進むバスの中、何気なくシホへ話しかけると 西側にあると言う国立動物園へ向かっている旨を教えてくれる

 

動物園か、行ったのは一体 何年前だったかな? 小学生4〜5年生以来ぐらいかな?

 

 

「ん〜 6年ぶり ぐらい、かな? 多分」

 

「随分と ご無沙汰ね?」

 

「我が家はキャンパーの集まりだから、長期休みだとキャンプに行く事が多かったし、僕は映画鑑賞とガンプラ作成が趣味だからね? あとは単純に両親共に多忙だから」

 

「カナリアちゃんの ご両親って確か 若宮ギルド支部長を お母さんが、ヴァンツァー部隊 教導官を お父さんが務めているのだったかしら?」

 

「そうそう、よく覚えていたね?」

 

 

薄い記憶を遡り指折り数えて呟くとシホが相槌を打ってきたので、我が家の家庭事情(笑)を説明すると、シホが 僕の記憶では数回しか話していない両親の職業を口にしたので、手放しに褒める

 

 

「そう、シホちゃんの言う通り ギルド支部長とヴァンツァー教導官をしている両親は、非常に多忙だから 僕の面倒は 3人の実兄が見てくれていた訳、その3兄の中で 1番 歳が近い三男である 三鶴ちゃん が僕の世話を誰よりも見てくれて、何処へ出しても恥ずかしくない立派なハイグレードシスコンが完成してまった訳だね」

 

「カナリアちゃんって、結構 身内には容赦ない事を言うわね?」

 

「え? そうかな? 実兄に気を使う必要は無いから?」

 

「なんて言ったら良いかしら・・・少し羨ましいわ」

 

「ん? 羨ましい? なぜに?」

 

 

我が家の家庭事情(笑)part2を説明すると、シホが謎の神妙な面持ちで言うので首を傾げて答えると、謎な事を言われ 更に首を傾げる事になってしまう、いや 本当に分からない

 

 

「カナリアちゃんって、誰にでも態度が変わらないけれど、逆に境界線が無さ過ぎて距離感が測れないのよね」

 

「そうかな? 自覚が無いから何とも言えないなぁ」

 

「ふふ、カナリアちゃん の良い所では有るわね? だからこそ 皆に愛されているのかしら? 」

 

「ん〜 どうだろうね?」

 

 

シホの言葉に少し考えてみるが、全く自覚が無いので何とも言えない、そんな僕を見てシホは微笑み 言うが、それこそ僕に知る由もない事なので 疑問は疑問のままとなる、ぜひもなし

 

 

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