前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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771. 外部のお仕事の話 りたーんず

 

 

そんな他愛ない話をヘンリとして、結構な距離なので途中のコンビニで休憩を挟んだりし、若宮ギルドへ向けてバイクを走らせる事 約3時間で若宮ギルド駐輪場へ到達したので、いつもの様に収納魔法にz125proと装備を収納してステラ・アーク事務所へ向かう

 

 

「おかえりなさい カナリアちゃん、ヘンリさん」

 

「ただいま、紗夜(さや)ちゃん」

 

「ん、ただいま紗夜」

 

 

事務所へ入ると、いつもの様に忙しそうに仕事をしている社員を横目に社長デスクへと向かうと、優雅にコーヒーを飲みながら書類を見ている紗夜に出迎えの言葉をかけられたので返事を返す

 

 

「突発性ダンジョン制覇、ご苦労様 災難だったわね?」

 

「はは、高校生活中 毎年 遭遇してる気がするよ」

 

「ん、カナリアが 某 探偵少年化するかも知れない」

 

「それ、一部で死神呼ばわりされてる ミステリー作家の名前から付けた少年ですよね」

 

「そうだね」

 

 

紗夜が書類を置いて僕の方を見て労ってくれたので、苦笑して返事を返すと ヘンリが結構 余計な事を言う そうだね では無い

 

 

「ヘンリさん、流石に失礼よ? カナリアちゃんは天使なのだから」

 

「ん、そうだね。謝罪」

 

「あ、はい」

 

 

ヘンリの余計な一言に紗夜が苦言を呈するとヘンリは素直に謝罪する、なんかアッサリしていて何か何も言えなくなってしまう

 

 

「さて、戻ってきて すぐで申し訳ないけれど、今からクライアントとの商談があるのだけれど、カナリアちゃん 同席して貰えるかしら?」

 

「僕? と言う事は、僕への依頼なんだ。分かった」

 

「ん、なら ぼく も 同席を」

 

「ダメよ、ヘンリさんは 別案件の書類が有るじゃ無いの、期日は明日の朝までだから 今日中に提出して貰わないと」

 

「無念」

 

 

一通り 雑談をしていると紗夜が雑談を締め括り仕事の話を始めたので了承すると、ヘンリが同席しようとしたが 紗夜に仕事が溜まっている事を告げられて あえなく惨敗していた、ドンマイ

 

そんな訳で一旦 お花を摘みに行ってから小会議しつへと向かうと、我が家のシスコン(三鶴)と 見覚えのある修道服を身に纏った女性が談笑していた

 

 

「あれ? もしかして遅刻しちゃいました?」

 

「いえいえ、問題ありませんよ カナリアさん 。 先程 来て三鶴(みつる)さんと お話しをしていただけですから」

 

「そうなんですか?」

 

「カナリア、ほら 此処に座りなよ」

 

「あ、うん」

 

 

おずおず と尋ねると、仁科(にしな)が微笑みながらフォローしてくれる、優しい

 

そんな訳で三鶴に促されたので彼の隣へ着席する

 

 

「カナリアも来ましたし、始めましょうか」

 

「そうですね、では まず 今回の依頼をしたためた依頼書になります」

 

「はい、読ませて貰います」

 

 

三鶴が仁科へ言うと彼女は傍らの鞄からファイルを取り出して三鶴へ渡し、三鶴は内容を確認する

 

 

「堅苦しい言い回しをせずに端的に言うと、今年もカナリアに出演してほしい訳ですね?」

 

「そうですね、端的に言うと そうなります」

 

「カナリア、君は どう思う? 君の気分次第だけど」

 

「え? 僕? 」

 

「うん、こう言うのは君の意思を尊重するのが ステラ・アークの総意だからね」

 

「なんか大袈裟な気が・・・」

 

 

仁科が持ってきた依頼は、端的に言うと聖導教会主催の地域イベントに出演して欲しい と言う物と言う事で、三鶴は僕に話を振ってくる

 

そういえば去年 出演依頼が来た時も三鶴から可否を聞かれたな と思い出したけれど、去年と違い 今年は少々悩んでしまう

 

去年と同じ状況なら迷わず出演を了承していたのだけど、僕は受験と魔王の遺物収容戦が控えているのである

 

どうしようかな? 魔王の遺物への欺瞞にはなるかな?

 

 

「去年と同じく1日で終わるのですよね?」

 

「はい、1日で終わりますし、1ステージだけでも構いません。我々としてはカナリアさんの負担になってしまうのは不本意ですので」

 

「なるほど」

 

 

僕が仁科へ尋ねると、彼女はニコリと笑み答えてくれる、それを見て 行けそうかな? と思いつつ 良くない頭でシュミレーションをしてみる、行けそう?

 

 

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