前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
デザートリザードの群を殲滅して相互フォローしながら進みつつ、コメントに書かれていた事からユウキの母親について少し気になる事が出来たので聞いてみる事にした
「ユウキ君の お母さん も 僕の お母さんみたいにギルド関係の仕事とかしてる感じ?」
「うち の母さんですか? 確か・・・父さん の手伝い してたり? 」
「あ、意外と分からない感じ?」
「分かんないっすね」
【おっと、カナリアちゃんが気になった様だ】
【急にどうしたw】
【戦闘民族の血筋ってコメントに触発されたん?w】
【賢いな、ようわかる】
【はらしょー】
何気なくユウキへ質問してみると、彼女は少し考えた後に なんとも曖昧なニュアンスで答えてくれる、僕は人生2回目だから気にしていたけど ユウキは小学生だし、あまり気にしていなかったのかも知れない
「・・・ん?」
「む? どうかしたか? ユウキ、異変か?」
「あ、いや・・・物心ついた頃からで 自然過ぎて失念してたんだけどさ? 母さん、腹筋割れてんの何でだろう?って」
「あぁ、そういえば腹筋割れてるって言ってたね」
「そうなんですよ、オレ達が居ない間にトレーニングしてるって事になるんすかね?」
「そうなるんじゃないかな?」
【ユウキ君ママ、腹筋割れてるんかw】
【流石な戦闘民族w】
【アマゾネスかな?】
【カナリアちゃんママは典型的な魔法使い、ユウキ君ママは戦士系なのかな? 騎士とか?】
【夢が広がるなぁ】
先頭を歩いていたユウキの様子が少しおかしくなったので、ワカモが尋ねると 彼女は疑問を口にする
確かにユウキが言う通り、腹筋が割れているならば いつトレーニングしているのか? と言う事に気付いた様で 彼女の反応を見る限り ユウキ達の前ではトレーニングはしていない様だ
「話の途中だがワイバーンだ」
「あ、本当だ」
「数は3、んー 中型サイズ」
「んじゃ、1番槍 もらうぜ」
【ワイバーンか】
【一応、生息地域ではあるけども】
【翼竜種が出るには浅い階層だけどねぇ】
【やっぱ ここ最近 ダンジョンおかしいなぁ】
【でも、ダンジョンって トンチキな場所だから】
【それな】
ワカモが冷静に接敵を報告してきたので、影で示した方を見ると殺る気満々のワイバーンが3匹見え、ユウキがドローナイフの様な物を投擲すると、ワイバーンの近くへ転移して 一振りで1匹の首を落とす 判断が速い
ユウキに続き射程の長い僕も岩塩スラグショットをユウキに当てない様に少し離れたワイバーンの頭部へ向けて引き金を引き、命中させて数秒で絶命して墜落してゆき、残ったワイバーンをヘンリがバエルソードを射出して滅多刺しにし撃破する
「ふむ、ワイバーン程度なら造作もないか」
「そうだね」
「もうちょい手答えのある奴でも良いな、オレは」
「このぐらいなら余裕」
【安定の秒殺なんだよなぁw】
【つよい(確信)】
【ユウキ君 着地カッコいい】
【やっぱすげぇや】
あっという間に襲来したワイバーンを撃破すると、ワカモが愉快そうに言ったので相槌を打つ
実際の所、ダンジョンモンスター特効スキル持ちの僕は兎も角、ユウキは実力で撃破を繰り返している訳だから、志が高いと思う
僕も岩塩弾が通用しなかった時の為に色々と用意はしているから、全く無力とは言えないけどね?
まぁロックゴーレムに通常弾が通用するか要検証ではあるけれど
「ブルーバードに搭載されてるのミニガンって、使用弾はなんだっけ?」
「ブルーバードのミニガン? えーっと 確か・・・ 7.62x51mm弾ね」
「なるほど、パワーは有る訳か」
「そうね?」
【急にどうしたw】
【カナリアちゃんだからw】
【なんか気になったんやろw】
【それなw】
僕の使用する通常弾の検証をする前に、ブルーバードに搭載されているミニガンの使用弾を
その結果、それなりにパワーが有る弾薬と言う事が分かった、勿論 一撃撃破は出来ないが 充分に効果はありそうだ、多分 メイビー