前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
跳んで跳ねてユエと戦闘を行いながらヘンリ、ユウキ、ガリューの3人にバフを掛けたり回復弾を浴びせたりする
「いかん、シンクの範囲魔法が来るぞ!」
「やらせない!!」
左手でグロック17をリコリスから抜いてユエへ撃ち牽制しながらワカモの言葉を聴き、僕は3人を障壁で防御する
「いたた・・・思ったより痛いなぁ」
「は? なんで今ので死なないんだよ、面倒臭いな」
「ごめんね? 僕、物凄く頑丈なんだ」
「シンク? 遊んでないで、早く殺して」
「わぁってるって姉上様、その せっかち癖は治した方が良いぜ?」
「死にたい?」
「おーこわ、しゃぁね 本気で行くか・・・ツルギ、グンジョウ、今から支援無しで攻撃に回るから、当たるなよ? ユタカ、ユエと合流して そのチビ助を抑えてくれ、あちらさん の後衛は無視していい 俺が対処する」
「だ、そうだ。 行くぞ グンジョウ」
「了解だよ、シンク」
「はぁい」
火炎系の広範囲攻撃だったのだけど、ローレライと自前の頑丈さ て耐えて軽く煤けたので身体を払っているとシンクにクレームをつけられたので、適当な事を言い返すと、魔王シャナ(仮称)は せっかち な様で偉そうに玉座に座ったまま シンクを急かし、彼が軽口を叩くとシンクへ殺気を放つ
シンクは肩をすくめてから顔付きが変わり、4人へ指示を出し 陣形が変わる、これは不味いかも知れない コメント欄を見てる場合じゃない
「主、どうする? 吾が前に出るか?」
「芸が無いかも知れないけど、ワカモ 頭数を増やして貰える? 聖歌を使う」
「承知した、聞いたな お前達、全力で応戦せよ!」
「オッケー」
「よっしゃ、やってやらぁ」
「
障壁アンカーをばら撒きユエとユタカの動きを阻害していると、ワカモが僕に提案してきたので、数秒考えてから聖歌を使う事に決め ワカモに頭数を増やして貰う旨を伝えると、ワカモが3尾分身を2体作り シンク対抗とユエ&ユタカ対抗へ向かわせたので、僕は本体のワカモと紗夜の居る位置まで退がって深呼吸して、フロッティをスタンドマイクに見立て聖歌 鎮め歌の歌唱を始める
「歌? はっ 余裕そうだな」
「シンク、嫌な予感がする 僕達は無視して構わない、あの子を先に!」
「オッケー、お前の直感を信じるぞ? お兄様?」
「ふざけてないで、早く! このままじゃ不味い」
「「邪魔はさせぬよ、小童共」」
「くっそ、厄介だな!!」
ゆっくり確実に蝕む鎮め歌の効果に直感で感じ取ったグンジョウがシンクへ警告し、僕を先に対処する様に言うが 人型モードになったワカモが自身の得物なのか
単純計算で3分の1のパワーの筈だけど、後衛である魔法使いのシンクは兎も角、前衛&中衛のユタカ&ユエの2人相手をして余裕が有るワカモの実力は凄まじい、そういえば 本来なら僕程度の実力ではワカモを使役出来ないレベルなんだっけ? 確か イオン様とヴェスタ神の口添えがあって実現しているとかなんとか言っていた様な気がする
「シンク、急いでくれ。このままでは死ぬ」
「おいおいツルギ、お前が弱音を吐くなんて らしく無いぞ?」
「客観的な答えだ、徐々に身体のキレが落ちている」
「ツルギの言う通り、思考と肉体の反応速度に乖離がでてきてる」
「はは、効いてきたみたいだな?」
「ん、君達には恨みは無い、でも倒す」
「
1番を歌い切った頃、漸くデバフの効果が出てきた様でツルギとグンジョウの悲痛な声が聞こえ、ユウキが笑い攻めるスピードを更に上げる
この分なら1曲歌い切るまでに前衛2人を落とせそうだ