前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
突然の発表に よく訓練されたカナリアちゃんねる の視聴者とはいえ、大騒ぎとなってしまった訳だが、
「そう言う訳で、今日は この4台でツーリングをして行くわよ」
「あの・・・CEO? 僕達はリューネの運転免許を持ってない、よ?」
「カナリアちゃんは真面目だなぁ? 」
「ん、カナリアは天使」
【流石はカナリアちゃん、真面目】
【マイペースだけど、違法行為はしないよねぇ】
【やはりカナリアちゃんは天使、つまり正義】
【せやね】
なんだか意気揚々と宣言する紗夜に尋ねると、シンクが褒めているのか バカにしているのか 人によって受け取り方が変わりそうな事を言い、ヘンリがウンウンと頷き言う ヘンリは相変わらず よく分からない
「カナリアちゃんなら、そう言うと思って コネをフル活用してシンクさん に色々と手を回して貰ったから、リューネでもツーリング出来るわよ?」
「おー、おじさん 頑張っちゃった」
「え? でも、リューネの交通法規が分からない、よ?」
「カナリアの心配は杞憂、リューネは日本の道交法を元にしているから、日本の道交法を知っていれば、9割9分 違反をする事はない」
「そそ、カヅキおばさん と 母様が2人で素案作って広めたからな〜」
「はへぇ〜」
【コネてw】
【まぁリューネやしねぇw】
【グンジョウ陛下に頼んだんですね、分かりますw】
【まーた
紗夜の説明にツーリング出来てもリューネの道交法が分からないと伝えると、ヘンリが説明し シンクが補足してくれる
確かに日本と同じならツーリングするのは問題無いだろう
此処が日本ではなくリューネと言う事で、日本とは違い リューネでは国王が許可を下す と言う形だから、シンクが グンジョウへ依頼して国際免許的なのを発行してくれたのだろう、多分
「んじゃ、国際免許証を渡すぞ〜 流石に不携帯はダメだからな」
「すみません、ありがとうございます」
【配信中に配布とか草】
【カナリアちゃんにも秘密だったんやなぁw】
【嬉しそうで良かった良かった】
タイミングを見てシンクが国際免許証を配ってきたので受け取り一応 見てみる
サイズはパスポートより少し小さいサイズで、当然の様に撮った覚えの無い写真が貼られていて、リューネ語でバイクの運転を許可する旨が記載されている、なかなかに凄い
「パスポートと一緒に保管しといてな? 特にCEO、俺達みたいに
「重々承知しているわ、シンクさん」
「おー」
【なんやかんや面倒見が良いシンク】
【流石はプロの兄】
【流石だぜ】
シンクの助言を聞いて、紗夜とシンクの やり取りを横目に すぐにパスポートと国際免許証を合体?させてから収納魔法へ収納する、これで紛失する心配もなくなった良かった良かった
「次にどのバイクに乗るかね?」
「自分のパーソナルマークやデザインに乗るのは少し気が引けるから、僕はヘンリさん デザイン A案にしようかな? 個体差は無いんでしょう?」
「えぇ、yzfr3としての性能差は無いわね? 多少の個体差はあるけれど」
「ほんじゃ、俺はヘンリのB案で 恨まれたくねーし、別に 俺はカナリアちゃん のファンでも無いしな」
「ん、兄様の最推しはユタカ姉様」
【あ、シンクも同行するんや】
【へぇ〜 バイクの免許持っとるんやな】
【意外な趣味】
【単なる協力者ポジってか?】
配信を開始して、そこそこな時間が経った訳だけど まだツーリングへ出発できず、今日乗る車体を決める事になり デフォルメ ヘンリ A案を僕が選択すると、シンクが B案を選択して さっさと跨り 出発の準備を始めたので、僕も習い 準備を始める
せっかく早朝に準備をしたのに、ダラダラしていたらツーリング出来る時間が減ってしまうからね、うん