前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
なんというか、強力な前衛アタッカー2名が居るので 無理して僕が前に出る必要も無いかな? と思うぐらいには、ベストメンバーな気がするパーティで、このパーティの時は僕は補助に回る事を決める
ユウキが魚竜を火葬している間に考えていた訳だけど、あっという間に火葬も終わり、無事?に35層攻略が完了したので いつもの様にワカモにドロップ品の回収をお願いして配信を締めくくり、大火力を出して疲れているユウキをワカモに乗せて、ステラ・アークへと帰還する
それから受験本番も差し迫っていたので、最後の追い込みを掛ける為に配信を暫く休止する事をSNSで発表してから、
と言う訳で、斑鳩大学1本で滑り止めを受験しない僕の受験戦争は終了したので、肩の重荷が降りて数日後 僕達は
「やぁやぁ、定刻より前に集合して貰えて助かるよ」
「全員、割と いい歳の大人ばっかだからな」
「ふふ、確かに」
マリアの言葉にケイネ先生、母の順に相槌を打つ
この楕円形の長机に等間隔に置かれた椅子に座る関係各員が所属?毎に並んで座っている
もう3度か4度目だから見慣れた感じすらするなぁ
「それじゃ 少し早いけど全員揃っているから会議を始めるよ」
「おー」
「えぇ」
時計をチラッと見てマリアが言い各々が相槌を打つとマリアは頷き
「カナリアちゃん と ついでに ヘンリちゃんの大学受験が一段落して合格発表を待つばかりとなったので、約1年間 準備してきた作戦を決行するよ」
「いよいよ だな」
「来たわね」
「決戦の時、か」
マリアが真剣な表情で作戦決行を宣言すると、会議室にいる面々の空気が引き締まるのを感じる
「小細工をして式神を送り込んで調査をした結果、
「配置変更無しは、ありがたいな」
「パーティ構成を今更 変更は出来ないもの」
手元の資料へ目を向けてマリアの説明とケイネ先生&マイマザーの相槌を聞く
劣化複製体3名に変化が無い事は正直 有り難い、今更 作戦変更は難しいし 何よりリベンジしたい気持ちも有るからね?
それとボス部屋が開放型スタジアムに変化しているのは正直ありがたい、せっかく用意した
「魔王の遺物 本体だけど、どうやら魔玉の様だね? 同階層の最奥に居るよ。いやぁ お祖母様から聞いていたけど、本当に 小癪な こっすい手を使うね」
「と言う事は、レプリカ3名を撃破した後、魔玉の居る最奥へ押し入り収容する、と言う当初の作戦のままで行く訳ですね?」
「その通りだよ、カナリアちゃん」
淡々とマリアは説明を続け、魔王の遺物の正体を突き止めたらしく開示したので、今度は僕が相槌を打つ
ひとまず、ここまでは予定通り と言う奴かな?
「突入メンバーは、ステラ・アーク カナリア パーティのメンバーでお願い、一応聞くけれと 紗夜ちゃんは 参加する? 十中八九 UAVが大破轟沈するけど」
「参加します、神聖同盟の方々からの支援があって無限とは行きませんが、1年戦争するぐらいの物資がありますから」
「了解、なら大丈夫だね? ワカモちゃんも居るし」
「おぉ、任せるが良い」
参加メンバーについてマリアが口にして、紗夜へ尋ねると紗夜は迷わずに参加を表明する
ネックだったUAVが超々高額である事を文字通りお金のチカラで解決した様で、神聖同盟って やっぱりヤベー集団なんだなぁと思う
いや、そもそも出資してるのが エバークリア & 立花財団 & 篠原グループなんだっけ?
そりゃ、1年 戦争ぐらいできそうだ