前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
強制連行されているニナの 少し面白い絵面を見つつ駅近の複合商業施設へと到達する
駅近で立地が良い事もあってか、それなりに人通りも有って 人波に飲まれたら すぐに遭難してしまいそうだ
幾らハジメが長身の部類に入るとはいえ、それはあくまでも女性としては だからね、うん
そんな訳でメンバーと はぐれない様に気をつけながら映画館へと進んで行く
エレベーターに乗って行こうかと思ったが、なんだか混み合っていたのでエスカレーターで向かう事になったので、なんやかんや軽く各フロアをチラ見する事が出来た
あとで本屋に寄らせて貰おう
「なんとか到着したね」
「上映開始まで後20分、まずまずかな?」
「飲み物買いに行く? それとも 待機?」
「あ、じゃぁ ちょっと お花摘んでくるね」
「そうね、一旦 散開しましょう。 集合は この広告前」
「はーい」
なんやかんやで無事に映画館に到達し、時間に まだ少し余裕があるので一旦 散開する事に決まり、僕は お花を摘みに行く事にする
上映中に尿意を催したら勿体ないからね、うん
そんなこんなで事前に お花を摘んで支度を済ませ、飲み物を購入してから合流し入場開始がアナウンスされたので、ニナからチケットを貰い 入場する
なんかハジメとシホがジャンケン大会していたけど、見なかった事にしよう
そんな訳で左右をニナとシホに挟まれる形の席に座り上映を待つ、やはり休日だけあって来場者が多く、あっという間に満員寸前まで人が入ってきて、少しガヤガヤとしている
まぁ僕は、こう言うのは嫌いでは無いから気にならないけどね?
それから上映中のマナーに関するアナウンスが流れてきたので、スマホをマナーモードにしている事を確認し、ポケットへ仕舞う
本当は電源をオフにする方が事故らないのだけど、僕も探索者の端くれ 緊急招集が有る可能性はゼロでは無いので、警報の知らせを受け取れるマナーモードへしている訳だ
なんだかんだで上映前の広告時間が始まり、映画本編が開始する
物語の開始、1人の少女が トラックに轢かれそうになった男子小学生を身を挺して救い少女が死亡し
なるほど、そう言う事か。トゥルーデ監督が全編オーシアで撮影を行った理由が、これだ
黒髪の少女が転生した先がオーシアだからだ、自国の王族だけでは飽き足らず、有名人の人生まで映画にするとは なかなか 容赦の無い人だなぁ トゥルーデ監督は
まぁ立花博士の半生を映画にしたら、流石にネタとしては打ち止めの筈だし、今後の彼女の動向については要チェックだと思う
まぁそれはそれとして、黒髪の少女こと 旧姓 カナメ カヅキは なかなか
より厳密に言うと、映画自体の内容は彼女が学生時代 それも高等部生の2年間の間の話らしいから、半生どころの話ではなく 転生後のほんの序章に過ぎない
なんで魔神と戦っているのだろうね? ちょっと盛ってない?
そんな訳で壮絶過ぎる人生の1ページを刻んでいたらしいカナメ カヅキを題材とした映画を見終わり、中々に面白い内容で満足して退場する
「それじゃぁ、さっきの場所に再集合で お花摘んでくるわ」
「異議なし」
「だね〜」
約2時間程の上映時間で流石に尿意を催したらしく足早に集合場所を決め、お花を摘みに行く3人に便乗して 僕も お花を摘んでおく
1人で待っていたら補導されたりしそうだしね?
そんな訳で全員が お花を摘みに行き、少し時間差で集合場所へと再集合する
そういえばニナにチケット代を渡してなかったな と思い出したので、どうやってチケット代を受け取らせるか考えておかないと
こう言う時、ニナって お金を受け取らない事が有るからね? 少し策を講じる必要がある
ここは上目遣いで攻めてみる? 流石にダメかな?