前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんなこんなでニナにチケット代を受け取らせる方法を画策して、色々と交渉した結果、翌日もニナと出掛ける事になり 予定があるらしいハジメとシホが 少し悔しそうにしていたのは何故だろう? 不思議だね
そんな訳で、4人で昼食を食べに行ったり ウィンドウショッピングをしたりして久しぶりのオフを満喫して帰宅し、家族に お土産を配布したりして就寝した
「・・・流石に2日連続は無いか、良かった」
軽量コンパクトボディである僕には 有り余る愛用のベッドで目を覚まし、見慣れた天井を ぼんなり 見ながら呟く
そう簡単に死に掛けても困るし、イオン様も 困惑するに違いない
「ん? まだ陽が登ってないのか、通りで暗い訳だ」
身体を起こし軽く伸びをして窓の方を見ると、まだ暗い様で光が差していないのが見える
どうやら いつもより少し早い時間に起きてしまった様だ、そんな訳で二度寝とかしない派の僕は、時計を確認し 常識的な時間である事を確認してから日課のトレーニングをこなして、シャワーで汗を流した後 髪が濡れたまま リビングのソファで横になりテレビを見て天気を確認する、せっかくニナと出掛けるので 雨だと少し萎えてしまうからね
そんな訳でテレビで天気予想を見ていると いつもより早い時間にもかかわらず 我が家の頼れるシスコン
なんか 時々 僕の行動を予測して先回りする事が有るしね?
そんなこんな三鶴により髪を乾かしてもらってからヘアセットもしてもらう、僕って 本当 面倒くさがりだなぁ
「今日は どうするんだい? カナリア」
「ニナちゃん に誘われているから 出掛けてくるよ」
「そっか、分かったよ」
「あれ? 何か用事が有った?」
僕の髪をすき ながら三鶴が尋ねてきたので答えると、なんだか含みが有る返事が帰ってきたので 聞き返してみると
「君が暇をしていたら、何処かに連れて行ってあげようか と思っていただけだよ」
「そうなんだ、なんか ごめんね?」
「構わないよ、僕は僕で 余暇を過ごすだけだからね」
三鶴は そんな事を言ったので 謝ると、僕の頭を撫でて 言う やっぱり優しいな 三鶴は
本当、シスコンじゃなかったら 物凄くモテるだろうにね?
「・・・三鶴ちゃんも来る?」
「え? 僕は嬉しいけれど、ニナちゃん が嫌じゃないかな?」
「多分 大丈夫だよ、多分」
「君って子は、全く・・・」
ハルキゲニアアップリバースを完成させた三鶴へ尋ねると、そんな答えが返ってきたので何の根拠も無い事を言うと苦笑しながら僕の頭を撫でる
まぁ確かに三鶴の言う事も理解出来るので、ニナへ 三鶴が同伴して良いかメッセージを送る、すると1分も経たない内に返信が返ってきて 了承が得られた
「ニナちゃん、大丈夫だって」
「そっか、なら同行しような?」
「うん、たまには三鶴ちゃん とも 出掛けないとね?」
「はは、ありがとうカナリア」
「どーいたしまして?」
ニナからの返信を三鶴へ伝えると、即決で同行を決めてくる 判断が速い
結構 一緒に居る時間は長いけれど、プライベートでの お出掛け と言うのは中々 無かったので、たまには 出掛けておく方が良いと思うからね
とりあえずニナとの約束の時間まで 少し余裕があるけど、どうしようかな?
流石に2日連続で 朝活で 海ほたる まで行って 戻ってくるのはダメな気もするし、三鶴と行動を共にするなら なおさらだしね?
「とりあえず 朝ご飯を食べようか」
「そうだね?」
「じゃあ、今から作るから 暫く テレビでも見て待っていてね?」
「あ、僕も手伝うよ?」
「良いよ、君は座っていて?」
三鶴が微笑みながら提案してきたので、了承すると 僕へ待機命令を下してくる
なんだか笑顔の圧を感じるから、大人しく座っている事にしようかな? うん