前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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843. 休暇2日目 2

 

 

そんな訳で 三鶴(みつる)から微笑みの圧を受けてしまったので、大人しくソファに座り天気予報の後に放送された朝の番組を何気なく見ていると、起き出してきた母に抱き締められ 熱烈な愛情表現をされ 見慣れた光景とあってか完全にスルーして キッチンへ向かう父と、眠そうにしながら新聞を開いて読み始めるシュヴァーンと言う、我が家の日常の光景が繰り広げられ、しばらくすると 三鶴による朝食が完成し食卓へと並び、満足したのか母から解放され 朝食にありつく、美味

 

 

「カナリア、今日は?」

 

「ニナちゃん に誘われてるから、三鶴ちゃん 同伴で出掛けてくる。遅くなる様なら連絡するよ、三鶴ちゃんが 多分」

 

「そう、お願いね? 三鶴」

 

「任せてよ、母さん」

 

 

カリカリに焼かれたランチョンミート(スパム)をオカズに白米を盛り盛り食べていると、母に尋ねられたので 素直に答え 三鶴任せにすると、特に咎められる事もなく 母は三鶴へ言う、本当 僕は甘やかされているなぁ

 

そんな訳で出勤である両親は支度をして家を出たので、僕達も準備をして 珍しくリビングで黄昏ているシュヴァーンへ声を掛ける

 

 

「なんか疲れてる? 」

 

「あー・・・レポートが終わらなくてさ? 」

 

「へぇ、シュヴァーンにしては珍しい」

 

「はは・・・ちょっと最近立て込んでてね、まぁキュクノス程ではないけど、単位大丈夫かな? アイツ」

 

「・・・ノーコメントで」

 

「行こうかカナリア」

 

「うん、行ってきます」

 

「あいよー」

 

 

忘れがちだけど シュヴァーンもキュクノスも大学生かつ留学生だから、そう言うのが有るのは理解できる

 

とりあえず此処最近 禄に大学生へ行けていなさそうなキュクノスについてノーコメントと表明し、僕は三鶴と共に家を出て駐車場へやってくる

 

 

「それじゃ、集合場所である若宮ギルドに行こうか」

 

「どうする? 僕は自分のバイクを持ってないから車で行くけど、乗る?」

 

「そうだね、そうしようかな?」

 

「分かった、行こう」

 

 

短い協議の結果、三鶴が運転する車に乗る事になり助手席へ乗りシートベルトをして、先程の三鶴の言葉を反芻する

 

あれ? 三鶴、バイク免許持っている的なニュアンスの言葉だったな? と、まぁ良いか 三鶴なら いつの間にか 持っていても不思議では無いぐらい優秀だし

 

そんな訳で三鶴が運転する車に揺られて若宮ギルドへと移動を済ませ、フードコートに行って 暖かい飲み物を購入して、三鶴と並んで座り 飲む

 

ロイヤルミルクティは美味しいなぁ

 

 

「カナリアちゃん おはよ〜」

 

「あ、ニナちゃん、おはよう」

 

 

昨日ぶりのニナが嬉しそうな表情をして現れて挨拶をしてきたので返すと、流れる様に抱擁してくる いつもの事だから今更気にしない

 

 

「三鶴さんも、おはようございます」

 

「うん、おはよう ニナちゃん」

 

 

僕を抱き締めて ご満悦なニナは三鶴にも挨拶をする、さて今日は何処に行くのだろうか? そういえば聞いていなかったなぁ

 

 

「それでニナちゃん、今日は 何処に行くのかな? 」

 

「何処に行こうか? 私は カナリアちゃんとなら、何処へでも行くよ」

 

「え? そこから? 別に構わないけど、ノープランの理由は?」

 

「ふっふっふ、じゃじゃーん」

 

「免許証?」

 

 

僕がニナへ尋ねると、少々衝撃的な事を言ったあと テンプレートな効果音?を口にしつつ緑のラインが入った免許証を僕へ見せてきてドヤ顔をしている

 

緑 つまり 新規取得者を表す色だ、まぉ僕もだけどね?

 

それは兎も角、ニナが免許証を掲げていると言う事は、車の免許を取ったと言う事だ、種類の項目に書かれているしね?

 

しかもATではなくMTを取得している、頑張ったんだなぁ

 

僕も卒業して落ち着いたら車と大型バイクの免許を取得しに行こう、スケジュール調整は三鶴に丸投げする事になるけど、三鶴は 笑顔で許してくれるだろうからね? うん

 

そうだ、大型バイク免許取得を機に隼を買うのも良いのかも知れない

 

 

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