前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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844. 休暇2日目 3

 

 

ドヤ顔のニナの自動車免許取得を讃えて、ひとまず 目的地を決める事になり 無い頭を捻り、少し前に行った 道の駅へ行く事になり 飲み掛けのロイヤルミルクティを飲み切り、若宮ギルドの駐車場へと移動する

 

 

「もしかして、コレ ニナちゃんの車?」

 

「そうだよ? カッコいいでしょ?」

 

「カッコいいけど、これ ポルシェじゃない?」

 

「そうだよ?」

 

「・・・おふぅ」

 

 

駐車場へ辿り着くと、広い若宮ギルド駐車場の中に 若葉マークが貼られた目立つ色をした見るからに高いスポーツカーを発見しニナへ尋ねると、キョトンとして返事をしてくる

 

結構 感覚が麻痺していて忘れていたけど、この子 普通に社長令嬢だった事を思い出して 少し戦慄してしまう

 

あまり詳しくないけれど、ポルシェって高いイメージがあるんだよね 確か2,000万円とかじゃなかったかな?

 

と言うか、ポルシェってツーシートじゃない?

 

 

「ニナちゃん、ツーシートだよね? ポルシェ」

 

「うん、見ての通り ツーシートだね?」

 

「・・・座れなくない?」

 

「ん〜〜 カナリアちゃん、小さくて可愛いから 三鶴(みつる)さんの膝に乗ってもらって?」

 

「ニナちゃん、流石にライン超えだと思うな?」

 

 

ポルシェを眺めながらニナへ 重要な事を尋ねると彼女は なんとも ふざけた事を宣ったので、軽く注意する

 

確か、普通に違反になるんじゃなかったかな? 多分

 

 

「ははは、流石に冗談だよ〜」

 

「冗談じゃなかったら、僕は君を警察へ連れて行かないと行けなくなる所だったよ?」

 

「判断が早過ぎるよ〜」

 

 

ニナは へらへら と笑い冗談と言ってきたが、ワンチャン やりかねないのを僕は知っているので、念の為に釘を刺しておく 僕としても友達が前科持ちになるのは嫌だからね、うん

 

 

「冗談は冗談として、カナリアちゃん 助手席に乗る? 私はポルシェでカナリアちゃんはninjaだっけ? ninjaで追走してくれても良いよ?」

 

「ふむふむ、なるほど」

 

 

こう言う時、微笑みながら見守りがちな三鶴を一旦 放置してニナの提案について少し吟味する

 

確かに人数に対して座席が少ないなら、僕がninja400に乗ってニナのポルシェと追走するのが解決策ではあるし、最善の策だと思う

 

しかし、その場合 助手席に三鶴が座る事になるけれど 大丈夫かな? まぁ2人共 人見知りをするタイプではないから気にしなくても良いかもだけど

 

なんと言うか、気不味くない?

 

 

「ふむふむ、なら YZF-R3を持ってくるね? 僕の軽じゃ少し馬力が心許ないし」

 

「そのYZF-R3、ステラ・アークの カナリア カスタム?」

 

「うん、ありとあらゆる方面の保険が特盛だしね」

 

「そ、そっか。僕はninja400で良いかな? 慣れてるし」

 

「分かったよカナリア・・・あ、そうそう インカム、予備を持っていたよね? 貸して貰える? 」

 

「うん、はい」

 

「ありがとう、それじゃ 事務所に行って鍵を借りてくるから、少し待っていて?」

 

「分かった」

 

 

沈黙を保っていた三鶴が解決案?を口にし、僕からインカムの予備をケースごと受け取ってステラ・アーク事務所へと向かっていく、鍵を借りて地下駐車場から出てくるまで約10分ぐらいだろうか?

 

 

「それじゃニナちゃん にもインカム渡すね」

 

「ありがとう」

 

「予備だし、それあげるよ。便利なんだよね、このインカム。ツーリングライブでも使ってる、ちなみ私物だから安心して? 配信で使ってるのは事務所のロッカーに入ってるんだ」

 

「本当? ありがとう、大切にするね!」

 

 

ニナ へ 私物のインカムをケースごと渡すとニナは喜んでくれる

 

お仕事用のインカムと私用インカムは、実を言うとグレードが違う お仕事用は試作品と言う意味合いも強いハイエンドモデル、私用インカムは そこから1ランク下がっている

 

もちろん、それでも最高の逸品である事は言うまでもないのだけどね?

 

謎技術で視界に情報投影してくれるし、凄く便利

 

 

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