前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
さて、ニナの『おじいちゃんが張り切った』と言うのが、 “ 孫娘へ買い与える時にカスタムを盛った ” と言う意味なのか、それとも “ 祖父本人がカスタムを施した ” のかで、大分 意味合いが変わってくる
いや、まぁ前者でも後者でも 結構 凄いのは変わらないけどね? うん
「ニナちゃん、お爺さんが張り切ったって この車を買う時にオプション付けたって意味で良いかな?」
「ん? そうだよ? どうして?」
僕が意を決してニナへ尋ねると、彼女は不思議そうにして聞き返してくが、とりあえず良かった 前者で
前者であった事に一安心しつつ、ニナ へ 先程 僕が考えた選択肢を説明すると
「あはは 確かに、その可能性も有るね? 」
「そうそう、ニナちゃん の お爺さんが どんな人か分からないじゃない? 自分で車をフルメンテとか出来る人の可能性があるしね?」
「ん〜 おじいちゃん は 普通の人だよ、基本的に懇意にしてる お店に持って行ってるみたいだし」
「その辺りは僕達ライダーと同じだね」
「だね〜 餅は餅屋って言うし、プロに任せるのが1番だよ」
説明を聞いたニナは軽く笑い 僕が思い付いた選択肢を否定しないでくれたのて、続けると 僕達ライダーと感覚が変わらない事を口にする
世の中には、プロ顔負けの技術を持っていて自分で整備も修理もカスタムも自己完結出来る人が存在している、だけど大半の人は 当然の事ながら そんな事が出来る訳がないので、餅は餅屋 プロに任せる事になる訳だ
「にしても、物凄い揉めてるね」
「揉めてるねぇ〜 こう言ったらアレだけど、場所は選んで欲しいかな」
「そうだね」
ニナと車の座席の話をしている間も、目の前の揉め事は治る気配もなく 随分と車高が低い様に見える車同士のドライバーが 不良漫画 顔負けのメンチの切り合いを繰り広げている
どう言う訳かは分からないけど、両者 両手をポケットに入れているのは何だろうか?
せめて路駐ではなくキチンと駐車してから歩道?の方でやってくれれば 少なくとも交通の邪魔にはならないから、最低限の事はして欲しい・・・撃っちゃう?
「ねぇニナちゃん、僕さ? デバフの魔法が使えるんだ〜」
「え? あ、うん? 知ってる、よ? 」
「あの人達にデバフかけちゃダメかな?」
「カナリア〜? 聞こえてるよ〜 流石にダメだからね? 今、問題起こしたら 高校生続行になるからダメだよ〜」
「はぁーい」
「はは・・・良かった
僕の呟きにニナは困惑しながら相槌を打ってきたので、本題を切り出すと流石に三鶴から止められてしまう
流石に高校生を続行する訳にはいかないから、デバフを掛けるのは我慢しようかな? 仕方ない
仕方ないので、ちょっと早急に事態解決がされる様に祈ると 願いが届いたのか警察が現れて メンチを切り続けてる愚か者2人の間に割って入り、車を移動させて漸く 詰まりの解消がされニナのポルシェが動き出す
さて、願わくば 愚か者2人には相応の罰が下ります様に
「やれやれ、やっとだね?」
「そうだね〜? なんか疲れちゃったし、何か飲みたいな〜」
「人気のタピオカの お店あるよ?
「カナリア、僕は先に 元の集合場所に行ってるから、君はニナちゃん と 飲み物でも買ってからくると良いよ」
「うん、ありがとう。あ、三鶴ちゃん も何か飲む?」
「そうだね、なら カナリアと同じのを買ってきて貰える?」
「りょーかい」
漸く動き出し、駐車が完了したので呟くとニナが そんな事を言ったので、紗夜が美味しいと言っていたタピオカ店が有る事を思い出してニナへ提案していると、三鶴が再集合場所を指定してきたので了承して 三鶴の分が必要か聞くと、僕と同じ物で良いと答えが返ってきたので返事をして 慎重にポルシェのドアを開けて、行き来している車や歩行者に気をつけて ニナと共に お店を目指す
今回は何を注文しようかな?