前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳で妙に突き刺さる視線を感じつつ次の目的地を設定し、一旦 ニナと散開して 各々のマシンへ戻り出発の準備をして、駐車場 出口付近でニナが来るのを待ち、次は
なんだか執念を感じるから、念には念を入れておかないとね?
それはそれとして、やっぱりバイクを走らせるのは気持ちが良い 色々と落ち着いたら、
その時は誰を誘おうかな? やっぱ紗夜は誘うのは確定だよね〜
「さーてと・・・黒の
若葉マークのニナにプレッシャーをかけない為に車間距離を空けて安全運転をしている訳なのだけど、先程の道の駅から僕達に続いて出てきたプリウスが、僕が急ブレーキを踏んだら間違いなくぶつかるだろう距離しか車間距離を空けずに煽り運転をしてくる
別に今更 車とぶつかる程度で重傷を負うほど やわな身体はしていないが、僕が怪我をしたら
それとは別に、僕のninja400は もしもの時の為に 前後ドラレコが搭載されているから、警察へ映像を提出したら プリウスの運転手は罰せられるだろう
「三鶴ちゃん、ニナちゃんと 先に展望台に行ってて貰える? 僕は 後ろのミサイルを撒いてくるから」
「うん、分かったよ 気をつけて」
「え? 三鶴さん?!」
「良いから、カナリアの指示に従って、ね?」
「・・・分かりました、カナリアちゃん 気をつけてね!!」
「うん、分かってるよ」
僕は三鶴とニナ へ 指示を出してプリウスを僕へ惹きつける為に、ちょっとした魔法を使い、プリウスからは2人が見えなくなる様にして分岐で2人を避難させる
「さぁ 始めようか・・・此処から先は 僕の
インカムの接続を切り、独り呟き ninja400のアクセルを空けて一気に加速してプリウスから距離を空けると、狙い通りにプリウスは僕が加速した事が気に入らないのか 加速し、僕を再び煽る為に速度を上げてくる
僕の走る迂回路は平坦な道だから良く速度が伸びる伸びる
流石はプリウス、安価かつ高性能だから 軽量で高回転型のninja400に着いてくる、流石はミサイルと揶揄されるだけはある
でも、この付近の峠は 僕も幾度となく走りにきているから 道がどんなか覚えているし、僕には
カーブでジワジワと距離を空けてゆき、視界からプリウスを消し 途中の退避所に寄せて停車し光学迷彩を展開して様子を伺っていると物凄いスピードで黒のプリウスが走り抜けていくのが見えた
「ご愁傷様、この先はネズミ取りしてるんだ。さてと・・・Uターンしてニナちゃんと三鶴ちゃんに合流しよう」
いやはや光学迷彩は姿を欺瞞できても、音は誤魔化せないからプリウスが走り去ってなければバレていたなぁ〜 ninja400 エンジン掛けたままだったし
そんな訳でタップリ3分程 待機した後に光学迷彩を解除して、今度は安全運転で来た道を戻り ニナと三鶴が居るであろう展望台の方へと向かっていく
ネズミ取りのスポットまで覚えていて良かった、ゴールドを目指している身としては、ミサイルの相手をして失うのはバカらしいしね?
「・・・お腹空いてきたなぁ」
三鶴の作ってくれた朝食を食べてから、口にしたのは 若宮ギルドで飲んだ ロイヤルミルクティーと道の駅で飲んだ黒糖ミルクティーぐらいだから、お腹に全く溜まっていないのである
そろそろお昼時だし、展望台を経由して 前回行った お蕎麦屋に行こうかな?
あそこ、距離も丁度良くて 時々行くぐらいには美味しいんだよね、二つの意味で