前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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854. れっつ どらいゔ 10

 

 

ニコニコ るんるん なティアリーと、相変わらずムスッとして何も喋らないフラムベルグという対極な2人を見て、クオンの心労を少し察する

 

ケイネ先生がフォローに入っているみたいだけど、心配になるのは理解出来る、ティアリーは なんだか自由人な匂いがするからね

 

 

「お、入れるみたいだぞ?」

 

「ピークを超えていて良かった、じゃないと もっと待つ事になっていたかもね」

 

「確かに〜」

 

「楽しみね? フラムベルグ」

 

「あぁ」

 

 

そんなこんなで再会を喜んで?いると僕達の番がやってきた様で呼ばれたので入店し、大人数掛けの席に案内され 今日の オススメと書かれたホワイトボードをチラ見して、何を食べる考える

 

やはり 空腹が極まっているのでランクを下げて量を食べる事にしよう

 

 

「やっぱ 松かな、ティアリー、フラムベルグ、俺と同じで良いか?」

 

「えぇ、構わないわ ケイネ」

 

「・・・任せる」

 

 

席に着いて早々にケイネ先生は注文を決めて ティアリーとフラムベルグ へと尋ねて、2人は了承する 流石は慣れているなぁ

 

 

「お前さん等は?」

 

「ん、ぼく は竹を5つ」

 

「僕は梅を5つ」

 

「僕も梅を5つ」

 

「私は松にしようなぁ〜 なんて」

 

「オーケー、すんませーん」

 

 

大人の余裕と言う奴なのか率先してリーダー的な動きをして注文を集計してケイネ先生は店員を呼んで注文をする、その際 店員が 『え? マジか?』 みたいな表情をしたのは見なかった事にしよう

 

ピークを超えて こんなに大量注文がされるとは予想出来ないだろうし、何より人数に対して量が多いしね?

 

美男美女に合法ロリと美少女のグループだもの、到底 食べられる量に見えない事だろう

 

 

「お腹空いた〜 楽しみだなぁ」

 

「ん、楽しみ」

 

三鶴(みつる)さんも食べる人なんですね?」

 

「え? あぁ そうだよ? 僕はカナリアの兄なのだからね?」

 

「いや、それはイコールにはならないと思います」

 

「ははは、そうかな?」

 

 

鰻屋特有の食欲を刺激する匂いを感じながら呟くとヘンリも同調してきて、ニナは三鶴へ質問をし 三鶴は何かズレた返事を返している

 

とはいえ、事実であるので仕方ない うん 仕方ない

 

 

「ニナちゃん? 五月七日(つゆり)家で 1番 少食が僕だからね? 」

 

「わっつ?!?!」

 

「僕 含めて 兄さん達は母さんの遺伝で魔力保有量が多めだし、父さんはトレーニーだから日々 膨大なカロリーを消費しているから」

 

「ほへぇ〜」

 

 

そう ニナは勘違いしているが、僕は大食漢ではあるけど 我が家の中では最下位なのだ

 

元々 優秀な魔法使いである母の遺伝で3兄全員 一般 探索者より魔力保有量が多いし、僕はキョウダイの中でも魔力保有量が桁違いに多い なんならデスクワーク中心で戦場に出ていない母より多いぐらいだ、いやはやレベル上げのお陰だね?

 

魔力保有量が多いと言う事は、それだけ魔力を生み出す為のエネルギーを必要としている、と言う事になるので その分 食べないと間に合わないのである

 

そんな訳で、一般的な基礎代謝は比較的 少ない筈の僕は日々 膨大なカロリーを消費している事になっている、らしい 知らんけど

 

そんなこんなで待っていると、注文した うな重(梅)×5がやって来て僕の目の前に積まれ存在感を放っている、素晴らしい

 

 

「んじゃ、いたきだきまーす」

 

「いただきます」

 

「いただきます」

 

 

流石は老舗人気店だけあって、素晴らしい提供スピードで 全て揃い ケイネ先生を先陣に 鰻にありつく、美味

 

あぁ美味しいなぁ、やっぱり 美味しい物を食べると幸せを感じる、これからも 美味しい物を食べる為にがんばろう

 

そんな事を考えつつ、箸に苦戦しているフラムベルグに箸の握り方を教えてあげたり、うな重に舌鼓を打って幸せを噛み締めたりする

 

今度は 何処に 何を食べに行こうかな? そういえば、キュクノスが 美味しいラーメンがあったって言っていたっけ?

 

最近 見てないけど、会った時に詳細を聞こうかな? 行き倒れてなければ

 

 

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