前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信   作:銭湯妖精 島風

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860. オペレーション レリック コンテイン 始動

 

 

そんなこんな給湯室で それなりの量の聖水をお湯へと変え気紛れに購入したドリップコーヒーを淹れて、なんか手順を間違えてる気がしなくも無いが 仕方ない 仕方ないのだ とか言い訳しつつ適当なカップに入れた後、余りの聖水をスタッフに使って良いと伝えてから紗夜(さや)冬彩(かずさ)の元へ戻り コーヒーを振る舞う、確か2人共 コーヒーはブラック派だったはずだから、ミルクも砂糖も持ってきていない

 

そんな訳でステラ・アークの事務所内が慌ただしくなったが、なかなか悪くない日になったと思う

 

例え 聖水の争奪戦を始め様としたスタッフ達を 笑顔の圧で黙らせた三男がいたり、狂喜乱舞して僕に抱きついてきた友達と その付き人が居たとしても、ね?

 

そんなこんなで紗夜の仕事が片付く様に応援したり コーヒーを淹れてあげたり、休憩で膝枕して癒したり して 紗夜の回復を助けたりした後、冬彩にも膝枕をして労ってあげたりする

 

いやはやステラ・アークのソファが大きくて良かった

 

どうにかこうにか過ごし、作戦開始前の1日を休息に当てさせる事が出来た、一大作戦なのに過労状態では困るからね

 

楽しい休暇は過ぎ去り作戦当日を迎え、若宮ギルド 大ホールに僕達は整列している

 

既にフル装備な上に、ワカモは いつもの荷物係(ポーター)装備ではなく、人型巫女服の臨戦体制で僕の隣に立っている

 

 

「よぉ お前さん等 朝も早くから ご苦労さん、集まって貰えて助かる。今から本作戦の概要説明をする」

 

 

昇降台に乗り いつもと変わらない雰囲気を纏うケイネ先生が 大ホールに集まる探索者(僕達)へ言う

 

そう今回は若宮ギルドの探索者も動員して行われる作戦なのである

 

 

「ギルドからの依頼を受領してくれた事を先に感謝を伝えさせてもらう ありがとう、さて本題に入るけど お前さん等にしてもらいたいのは陽動だ ウチん所の天才2人とステラ・アーク技術部が 神聖同盟からの資金提供を受けて開発した直通 転移門を使って対象階層へ突入して貰って暴れて貰う、各種アイテムやガジェットも支給するから存分に使ってくれ。因みにマーキングされてっからパクっても分かるからな? 2〜3個なら眼を瞑るけど、それ以上は こわーい 人が取り立てに行くからな〜」

 

 

ケイネ先生は探索者(彼等)のすべき事を説明し士気を上げる、特に最後の冗談で緊張をほぐしている様に感じる、やっぱり凄い

 

 

「あぁそれと今回の作戦にはステラ・アークで開発されたUAVが実地試験で投入されてるから、間違えて攻撃したりしない様にな? 1体辺り ポルシェ1台ぐらいするらしいからな〜 主に支援をする事になってるから よろしくしてやってくれ、んじゃ15分後に出発だ 解散」

 

 

思い出した様にケイネ先生が告げて一旦解散を宣言して昇降台を降りて僕達の元へやってくる

 

 

「どうもまた構造変化があって、お前さん達の出る先がスタジアムから少しズレているらしい、だから急遽 増員をした訳だな。とりあえず陽動作戦を展開後、お前さん達が劣化複製体(レプリカ)に集中して貰うのは変わらないから安心してくれ、それでも1〜2回の戦闘は有るかも知れないから、その事は覚えておいてくれ」

 

「問題ないわ、アチラが何かしてくるのは予想していたもの」

 

「そーだぜ先生、オレ達に任せておいてくれ」

 

「任せてください、ケイネ先生」

 

「吾がついておる、大船に乗ったつもりでいると良い」

 

「ん、ぼく がいるから大丈夫」

 

「よし、ヘンリ 今回の作戦が成功したら お前の要求を聞いてなる、俺の出来る範囲でな」

 

「やったーー」

 

 

周りに探索者が居る中でケイネ先生は僕達へ説明を行うが、魔玉については予想通りの反応だったので士気が下がる事はなく、むしろ上がっていく

 

今日の為に準備をしてきた、あとは本気で打ち破るだけだ

 

本当、手段は選ぶつもりは無いからね

 

 

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