前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
そんな訳でランダムエンカウント型ボス部屋の仕様で、ボス モンスターを撃破しないと脱出出来ないので、ティアリーとフラムベルグが4人衆を撃破してくれるのを期待して見守る事にする
「お? お前、よく見たら良い面してるな? 俺が抱いてやろうか?」
「おい、抜け駆けは無しだぜ?」
「わーてるよ、俺が抱いた後で お前達にも回してやるから安心しろって」
「兄貴の後だと、反応が薄くなって嫌なんだけどー」
エンリケがティアリーの人相を確認出来る距離になった所で、下衆い事を言い始め なんとも気持ち悪い会話を繰り広げ、隙だらけで 思わず僕が先に手を出しそうになるのを我慢していると
「あらあら、すでに間合いなのだけれど 余裕な様ね? 」
「殺す」
「は? 何言ってんだ? 俺達が誰か知らない、なんて事ないだろ? 」
「そーだぜ、俺達はリューネの王子、俺達に抱いて貰えるだけでも名誉なんだぜ?」
「兄貴達、この赤毛 今 俺達を殺すって言ったよな? なら教育してやんねーとな」
3馬鹿と2人の距離は既に5mにも満たない距離となり、魔法も剣も瞬きの間に届く間合いとなっているにも関わらず、3馬鹿は 依然として自分が置かれている状況を正確に把握出来ていない様子で、なんとも偉そうに
僕からは背中が見えるから正確には分からないけれど、フラムベルグは 相当 ご立腹の様子で殺気を垂れ流している、相当本気だな こりゃ
「とりあえず、お前 抱いてやりるから こっち来い」
「その汚い手でティアリーに触れるな、屑が」
「あらあらあら」
「なっなっなっっ」
空気を読まずにエンリケがティアリー へと手を伸ばした瞬間、肘から先が一瞬にして身体から切り離され、これまでのダンジョンモンスター同様 魔素が吹き出し 切り離された右前腕が自重で地面に落ち、ティアリーは まんざらでも無い表情をして、3馬鹿は何が起こったのか理解出来ていない様子で呆気に取られている
「やはり良い腕をしているな、フラムベルグ」
「恐ろしく速い一閃だったね、あの鋭さだと 僕の単層障壁では斬られて終わりかな」
「はは、普段から多層障壁を使用しておるだろう? 問題は無い筈だ」
「そうだね」
「速くて良く見えなかったわ」
「なるほど、頭をカチ割る以外にも先端を切る技もあったら良いのか」
「
硬直している3馬鹿を観察しているとワカモが呟いたので相槌を打つと、軽く笑って言ってきたので肯定しておく
「いつまで固まっているの? 反撃してきて頂戴、このままでは準備運動にもならないわ」
「構うものか、コイツ等は お前を侮辱する発言をした 万死に値する。故に 慈悲なく殺せば良いだろう」
「あらあらあら」
「俺達に こんな事をしてタダで済むと思っているのか!!」
「俺達はリューネの王子! 平民風情が舐めた口を聞いて良い存在じゃねーんだよ!!」
「ま、どのみち もう お前等が死ぬ事はきっっっ」
「はぁ・・・いい加減 五月蝿いよ」
「マルシオ!?!!」
「ないしょー」
「グッドキル」
「ナイス ヘッドショットです、カナリアさん」
「ほぅ、眉間に1発 相変わらず良い腕だな主よ」
呆れた様子で言うティアリーに、バチバチにキレているフラムベルグが無慈悲な事を言って、エンリケがキレて喚き始めファウストが続き マルシオが最後を締め括った所で、僕の我慢の限界がやってきて マルシオに通常フラグショットを眉間に撃ち込み物理的に黙らせると、なんか凄い褒められてしまう
仕方ないよね? 隙だらけだったし いい加減 五月蝿かったからね、こんな戦場のど真ん中で油断している方が悪い
僕は悪くない、なぜなら僕は悪くないのだから
悪いのは油断して隙を見せていたマルシオだ、うーん どうせなら膝でも撃ち抜いてフラムベルグに任せた方が良かったかな?