前世 男の聖女コスプレTS少女が行くダンジョン配信 作:銭湯妖精 島風
例に漏れずキュクノスのネーミングセンスが酷いと思い少し呆れていると
「災難だったな? カナリア」
「まさか強制転送されるとはね?」
「ま、そのお陰で秘密兵器を渡せるから 丁度良かった」
「あぁそういえば秘密兵器が有るって言ってたね」
そういえば秘密兵器の調整をしていて寝坊したって言っていたっけ?
「いやぁ〜 すげぇ大変だったぞ? 」
「そうなの? ありがとう」
「コレ、確か遭難者から貰ったって言ってたろ? 見た目は普通なのに、加工する為に精錬とか錬金しようとしたんだけど、なかなか素材に変換出来なくてよ〜」
「そうなんだ、お疲れ様」
キュクノスが肩をすくめて言ったので相槌を打つと、彼は説明を続けてくれる
性格はチャラい けど 腕は確かなキュクノスが素材へ変換する作業に手間取るぐらいの取得物、やっぱり
「そんな訳で第1段階に手間取りはしたけど、その後はどうにか手分けして作業をした訳だ、んで秘密兵器が出来上がって 最終調整をしていて寝坊した訳だ」
「手分けしてって、君 助手なんて雇っていたっけ?」
「
「あ〜 でもワカモも分身するし、霊狐族の固有スキルじゃない?」
「そうなのかもな・・・めっちゃ気になる」
「ははは・・・君は研究者タイプだもんね」
説明を続けるキュクノスに疑問を投げかけると、そんな答えが返ってくる そういえば暫く見ていないけど、ステラ・アークに住み着いたままなんだっけ? 文月
彼女自身 研究者で技術者を生業としているから、ステラ・アークでの生活が性に合っているのかも知れないし、文月が分身するのは霊狐族の固有スキルなんだと勝手に解釈している、ワカモも分身するしね?
そんな事を考えつつ今日は完全状態の9尾であるワカモを見て、今日は それだけ本気なんだな と思う
いつだったかワカモが分身する為に尻尾を媒体にしているとか言っていたから、分身は最大8体まで出せて その分 ワカモ自身のステータスが減るらしいから、完全体9尾で挑んでいるのは絶対に失敗したくない意志の現れだろうか?
「ま、仕方ない モヤモヤすっけど 今は我慢だな? 秘密兵器だ」
「うん、ありがとうキュクノス」
キュクノスは意識を切り替えて収納魔法から秘密兵器が入っているであろう収納ケースを取り出して僕に渡してきたので、お礼を言って受け取り 中身を確認する
「コレが秘密兵器?」
「あぁ、ソレなら あの立花博士の
「もしかしてコッチは、ケラウノスで使うのかな?」
「一応は その想定もしてる、手持ちでも使えるけどな?」
「分かった、ありがとう」
「ぶっちゃけ、コイツが1番面倒だった。全然 溶解してくんねーんだもんよ」
「ははは、お疲れ様。ありがとうキュクノス」
「応、お前の為なら 例え火の中 水の中 容易に入ってやるぜ」
「ほんと、君達は・・・」
秘密兵器を受理しキュクノスに軽く説明を聞いて何者かを認識していく、そうしないと いざ と言う時に困るからね?
そんな訳で全ての秘密兵器の説明を聞き、相変わらず 僕に甘い事に少し呆れる
結構 雑な扱いをしている自覚があるのだけど、キュクノスは気にしていないらしい、実はMの民なのかな?
まぁ良いか、僕の
とはいえ、こんな調子で将来 結婚出来るのかは、少し疑問ではあるけどね? うん